(1) 双曲線 $x^2 - y^2 = 1$ と直線 $y = kx + 2$ が異なる2点で交わるような実数 $k$ の範囲を求めよ。 (2) 双曲線 $x^2 - y^2 = 1$ と直線 $y = kx + 2$ が異なる2点 P, Q で交わるとき、線分 PQ の中点を R とする。 (i) R の座標 (X, Y) を $k$ を用いて表せ。 (ii) $k$ が変化するとき、R がある2次曲線 C の一部を動く。C を表す方程式を求めよ。
2025/3/27
はい、承知しました。問題を解いていきましょう。
1. 問題の内容
(1) 双曲線 と直線 が異なる2点で交わるような実数 の範囲を求めよ。
(2) 双曲線 と直線 が異なる2点 P, Q で交わるとき、線分 PQ の中点を R とする。
(i) R の座標 (X, Y) を を用いて表せ。
(ii) が変化するとき、R がある2次曲線 C の一部を動く。C を表す方程式を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
双曲線 に直線 を代入すると、
この2次方程式が異なる2つの実数解を持つ条件は、判別式 である。
ただし、 つまり のとき、1次方程式となり解が一つになるので、が必要となる。
したがって、 かつ
また、 では接するので除外する。
(2)
(i) 2点 P, Q の x 座標をそれぞれ とすると、R の x 座標 X は、
解と係数の関係より、 であるから、
同様に、P, Q の y 座標をそれぞれ とすると、R の y 座標 Y は、
(ii) , より、 から。
したがって、
3. 最終的な答え
(1) , ,
(2) (i) ,
(ii)
問題文中の空欄を埋めることを考えると
(1) () よって 1 は 5, 2 は 5, 3 は 1
(2) (i) , よって 4 は 2, 5 は 1, 6 は 2, 7 は 1
(ii) より、8 は 1, 9 は -1