与えられた問題の中から、15番の問題を解きます。問題は、点A(0, 5)から円 $x^2 + y^2 = 9$ に引いた接線の方程式を求め、接点の座標を求める、というものです。

幾何学接線座標方程式
2025/6/5

1. 問題の内容

与えられた問題の中から、15番の問題を解きます。問題は、点A(0, 5)から円 x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 に引いた接線の方程式を求め、接点の座標を求める、というものです。

2. 解き方の手順

まず、接点を (x1,y1)(x_1, y_1) とおきます。接点は円 x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 上にあるので、
x12+y12=9x_1^2 + y_1^2 = 9 が成り立ちます。
x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は x1x+y1y=r2x_1x + y_1y = r^2 で与えられるので、
接線の方程式は x1x+y1y=9x_1x + y_1y = 9 となります。
この接線は点A(0, 5)を通るので、x=0x=0, y=5y=5 を代入すると、
x10+y15=9x_1 \cdot 0 + y_1 \cdot 5 = 9
5y1=95y_1 = 9
y1=95y_1 = \frac{9}{5}
これを x12+y12=9x_1^2 + y_1^2 = 9 に代入すると、
x12+(95)2=9x_1^2 + \left(\frac{9}{5}\right)^2 = 9
x12+8125=9x_1^2 + \frac{81}{25} = 9
x12=98125=2258125=14425x_1^2 = 9 - \frac{81}{25} = \frac{225 - 81}{25} = \frac{144}{25}
x1=±14425=±125x_1 = \pm \sqrt{\frac{144}{25}} = \pm \frac{12}{5}
したがって、接点の座標は (125,95)\left(\frac{12}{5}, \frac{9}{5}\right)(125,95)\left(-\frac{12}{5}, \frac{9}{5}\right) の2つです。
それぞれの接点に対する接線の方程式は、
125x+95y=9\frac{12}{5}x + \frac{9}{5}y = 9
12x+9y=4512x + 9y = 45
4x+3y=154x + 3y = 15
125x+95y=9-\frac{12}{5}x + \frac{9}{5}y = 9
12x+9y=45-12x + 9y = 45
4x+3y=15-4x + 3y = 15

3. 最終的な答え

接線の方程式は 4x+3y=154x + 3y = 154x+3y=15-4x + 3y = 15 です。
接点の座標は (125,95)\left(\frac{12}{5}, \frac{9}{5}\right)(125,95)\left(-\frac{12}{5}, \frac{9}{5}\right) です。

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