放物線 $y = ax^2$ 上に点A(-4, 8)と、x座標が6である点Bがある。 (1) $a$の値を求める。 (2) 原点を通り、三角形OABの面積を二等分する直線の式を求める。

代数学二次関数放物線座標平面面積連立方程式
2025/6/5

1. 問題の内容

放物線 y=ax2y = ax^2 上に点A(-4, 8)と、x座標が6である点Bがある。
(1) aaの値を求める。
(2) 原点を通り、三角形OABの面積を二等分する直線の式を求める。

2. 解き方の手順

(1) aaの値を求める。
点A(-4, 8)は放物線 y=ax2y=ax^2 上にあるので、これを代入する。
8=a(4)28 = a(-4)^2
8=16a8 = 16a
a=816=12a = \frac{8}{16} = \frac{1}{2}
(2) Bの座標を求める。
a=12a=\frac{1}{2}なので、放物線の式は y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 である。点Bのx座標は6なので、y座標は
y=12(6)2=12(36)=18y = \frac{1}{2}(6)^2 = \frac{1}{2}(36) = 18
よって、B(6, 18)
(3) 三角形OABの面積を二等分する直線を求める。
三角形OABの面積を二等分する直線は、線分ABの中点を通る。
線分ABの中点Mの座標は、(4+62,8+182)=(22,262)=(1,13)(\frac{-4+6}{2}, \frac{8+18}{2}) = (\frac{2}{2}, \frac{26}{2}) = (1, 13)
原点を通る直線の式は y=kxy=kx と表せる。この直線が点M(1, 13)を通るので、
13=k(1)13 = k(1)
k=13k = 13
よって、求める直線の式は y=13xy=13x

3. 最終的な答え

(1) a=12a = \frac{1}{2}
(2) y=13xy = 13x

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