円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = 3x + k$ が異なる2点で交わるような定数 $k$ の値の範囲を求める。

幾何学直線交点距離不等式
2025/6/5

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=3x+ky = 3x + k が異なる2点で交わるような定数 kk の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

円と直線が異なる2点で交わる条件は、円の中心と直線の距離が円の半径より小さいことである。
円の中心は原点 (0,0)(0, 0) であり、半径は 11 である。直線 y=3x+ky = 3x + k3xy+k=03x - y + k = 0 と変形する。
(0,0)(0, 0) と直線 3xy+k=03x - y + k = 0 の距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できる。
d=3(0)(0)+k32+(1)2=k10d = \frac{|3(0) - (0) + k|}{\sqrt{3^2 + (-1)^2}} = \frac{|k|}{\sqrt{10}}
円と直線が異なる2点で交わる条件は d<1d < 1 であるから、
k10<1\frac{|k|}{\sqrt{10}} < 1
k<10|k| < \sqrt{10}
したがって、10<k<10-\sqrt{10} < k < \sqrt{10}

3. 最終的な答え

10<k<10-\sqrt{10} < k < \sqrt{10}

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