次の2次関数のグラフを書き、それぞれの放物線が上に凸か下に凸かを答える問題です。 (1) $y = 3x^2$ (2) $y = -3x^2$ (3) $y = \frac{1}{3}x^2$ (4) $y = -\frac{1}{3}x^2$

代数学二次関数グラフ放物線上に凸下に凸
2025/6/6

1. 問題の内容

次の2次関数のグラフを書き、それぞれの放物線が上に凸か下に凸かを答える問題です。
(1) y=3x2y = 3x^2
(2) y=3x2y = -3x^2
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2

2. 解き方の手順

2次関数 y=ax2y = ax^2 のグラフは原点を頂点とする放物線になります。
a>0a > 0 のとき、放物線は下に凸です。
a<0a < 0 のとき、放物線は上に凸です。
(1) y=3x2y = 3x^2
a=3a = 3 であり、a>0a > 0 なので、下に凸な放物線です。
グラフは原点を頂点とし、x2x^2の係数が3なので、y=x2y=x^2のグラフよりも変化の割合が大きいです。
(2) y=3x2y = -3x^2
a=3a = -3 であり、a<0a < 0 なので、上に凸な放物線です。
グラフは原点を頂点とし、x2x^2の係数が-3なので、y=x2y=-x^2のグラフよりも変化の割合が大きいです。
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
a=13a = \frac{1}{3} であり、a>0a > 0 なので、下に凸な放物線です。
グラフは原点を頂点とし、x2x^2の係数が13\frac{1}{3}なので、y=x2y=x^2のグラフよりも変化の割合が小さいです。
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2
a=13a = -\frac{1}{3} であり、a<0a < 0 なので、上に凸な放物線です。
グラフは原点を頂点とし、x2x^2の係数が13-\frac{1}{3}なので、y=x2y=-x^2のグラフよりも変化の割合が小さいです。

3. 最終的な答え

(1) y=3x2y = 3x^2: 下に凸
(2) y=3x2y = -3x^2: 上に凸
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2: 下に凸
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2: 上に凸

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