外接円の半径が3である$\triangle ABC$を考える。点Aから直線BCに引いた垂線と直線BCとの交点をDとする。 (1) $AB = 5$, $AC = 4$のとき、$\sin \angle ABC$と$AD$の値を求める。 (2) 2辺$AB$, $AC$の長さの間に$2AB + AC = 14$の関係があるとき、$AB$の長さのとり得る値の範囲を求め、そのときの$AD$を$AD = \frac{ニヌ}{ネ} AB^2 + \frac{ノ}{ハ} AB$と表し、$AD$の長さの最大値を求める。
2025/6/7
1. 問題の内容
外接円の半径が3であるを考える。点Aから直線BCに引いた垂線と直線BCとの交点をDとする。
(1) , のとき、との値を求める。
(2) 2辺, の長さの間にの関係があるとき、の長さのとり得る値の範囲を求め、そのときのをと表し、の長さの最大値を求める。
2. 解き方の手順
(1)
正弦定理より、 が成り立つ。ここで、, なので、
なので、において、 が成り立つ。
(2)
より、。三角形の成立条件より、
, ,
は、, より、常に成り立つ。
より、より、,
より、,
より、, ,
また、, より、となり、
より、となり、
より、となり、
より、となり、
より、すなわちである。よって、
より、すなわちである。よって、
より、すなわちである。よって、
, は正であるから、, 。よって
したがって、
ここでより、
の面積をとすると、
また、
ここで、
のとき、より、、
このとき、
より、。
の範囲は、
が最大となるのは、のときで、
3. 最終的な答え
の最大値は、