与えられた問題は、総和記号 $\sum$ を用いて、$k=1$から$k=n$までの$k^3+k$の総和を計算するものです。数式で表すと、以下のようになります。 $$\sum_{k=1}^n (k^3 + k)$$

代数学総和シグマ数列公式
2025/6/8

1. 問題の内容

与えられた問題は、総和記号 \sum を用いて、k=1k=1からk=nk=nまでのk3+kk^3+kの総和を計算するものです。数式で表すと、以下のようになります。
k=1n(k3+k)\sum_{k=1}^n (k^3 + k)

2. 解き方の手順

総和の性質を利用して、与えられた式を二つの総和に分割します。
k=1n(k3+k)=k=1nk3+k=1nk\sum_{k=1}^n (k^3 + k) = \sum_{k=1}^n k^3 + \sum_{k=1}^n k
次に、それぞれの総和の公式を適用します。
k=1nk3=(n(n+1)2)2\sum_{k=1}^n k^3 = \left(\frac{n(n+1)}{2}\right)^2
k=1nk=n(n+1)2\sum_{k=1}^n k = \frac{n(n+1)}{2}
これらの公式を分割した総和に代入します。
k=1nk3+k=1nk=(n(n+1)2)2+n(n+1)2\sum_{k=1}^n k^3 + \sum_{k=1}^n k = \left(\frac{n(n+1)}{2}\right)^2 + \frac{n(n+1)}{2}
共通因数 n(n+1)2\frac{n(n+1)}{2} で括ります。
n(n+1)2(n(n+1)2+1)=n(n+1)2(n2+n+22)=n(n+1)(n2+n+2)4\frac{n(n+1)}{2} \left( \frac{n(n+1)}{2} + 1 \right) = \frac{n(n+1)}{2} \left( \frac{n^2+n+2}{2} \right) = \frac{n(n+1)(n^2+n+2)}{4}

3. 最終的な答え

n(n+1)(n2+n+2)4\frac{n(n+1)(n^2+n+2)}{4}

「代数学」の関連問題

与えられた複素数の式、(3) $\frac{3+i}{2-i} + \frac{2-i}{3+i}$ および (4) $(\frac{1+i}{1-i})^3$ をそれぞれ計算せよ。

複素数複素数の計算分数累乗
2025/6/8

与えられた2次式 $x^2 + 5x + 4$ を因数分解し、 $(x + [ア])(x + [イ])$ の形にするとき、[ア]と[イ]にあてはまる数を求める問題です。

因数分解二次式二次方程式
2025/6/8

問題は複素数の計算です。具体的には、 (1) $(1+2i)^3$ を計算する問題と、 (2) $\frac{3i}{1+i} - \frac{5}{1-2i}$ を計算する問題があります。

複素数複素数の計算複素数の演算二項定理
2025/6/8

$a, b$ は実数である。2次方程式 $x^2 + ax + b = 0$ が $3 + 2i$ を解に持つとき、定数 $a, b$ の値と他の解を求めよ。

二次方程式複素数解と係数の関係
2025/6/8

複素数の絶対値の差を計算する問題です。 具体的には、$|-2 + \sqrt{3}i| - |-\sqrt{6} - i|$ を計算します。

複素数絶対値複素数の絶対値
2025/6/8

$0 \le \theta < 2\pi$ のとき、$f(\theta) = \cos 2\theta - \sin \theta$ について、以下の問いに答える。 (1) 方程式 $2\sin \t...

三角関数不等式二次関数三角方程式
2025/6/8

与えられた数式の値を計算します。問題は次の通りです。 $\sqrt{\pi^2 - 6\pi + 9} + \sqrt{\pi^2 - 8\pi + 16}$

平方根絶対値因数分解数式計算
2025/6/8

2次方程式 $2x^2 + 10x + p = 0$ の1つの解が $\frac{1}{2}$ であるとき、もう一つの解と $p$ の値を求める問題です。

二次方程式解の公式
2025/6/8

次の方程式と不等式を解く問題です。 (1) $|x-1| = 2x$ (2) $|2x-4| \le x$ (3) $|x+1| + |x-3| = 6$ (4) $|2x+1| \le |2x-1|...

絶対値不等式方程式場合分け
2025/6/8

連立一次方程式を解く問題です。 与えられた連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} x + 3y = 1 \\ y = 2x - 9 \end{cases} $

連立方程式代入法一次方程式
2025/6/8