図を描いて考える。坂のふもとを B、坂の頂上を C、塔の先端を D とする。A は坂の途中の点。
∠ABX=45∘ (Xは水平な線) ∠ADY=60∘ (Yは水平な線) ∠ABC=30∘ (1) A点から坂の頂上まで、斜面に沿ってさらに何 m あるか。
AC = x と置く。
∠BAD=60∘−45∘=15∘ ∠ABD=45∘−30∘=15∘ よって、三角形ABDは二等辺三角形となり、AD=BD=30+x。 三角形ADCを考える。∠ADC=180∘−60∘−30∘=90∘。 ADsin60∘=x (30+x)sin15∘=x AD=sin60∘x 30+x=sin15∘x より、 x(sin15∘1−1)=30 x=1−sin15∘30sin15∘ sin15∘=sin(45∘−30∘)=sin45∘cos30∘−cos45∘sin30∘=2223−2221=46−2 x=1−46−23046−2=4−6+230(6−2) 有理化すると
x=153 (2) 塔の高さを求める。
CD=ADcos60∘=(30+x)cos60∘=230+x CD=230+153=15+2153 (3) 塔の先と坂のふもとの高低差を求める。
BDsin45∘+CDsin90∘=(30+x)sin45+CD (30+153)22+15+2153 152+2156+15+2153