まず、a2−p2=15 を因数分解する。 a2−p2=(a+p)(a−p)=15 a と p は自然数なので、a+p と a−p も整数である。また、a+p>0 なので、a−p>0 である。 15の正の約数の組は、(1, 15), (3, 5), (5, 3), (15, 1)である。
したがって、a+p と a−p の組として考えられるのは、以下の2通りである。 (1) a+p=15 かつ a−p=1 (2) a+p=5 かつ a−p=3 (1)の場合:
2つの式を足すと、 2a=16 より a=8 a=8 を a+p=15 に代入すると、8+p=15 より p=7 p=7は素数なので、これは条件を満たす。 (2)の場合:
2つの式を足すと、2a=8 より a=4 a=4 を a+p=5 に代入すると、4+p=5 より p=1 p=1は素数ではないので、これは条件を満たさない。 したがって、a=8, p=7 のみが条件を満たす。