海外旅行者100人のうち、カゼ薬を携帯した人が75人、胃薬を携帯した人が80人いる。 (1) カゼ薬と胃薬の両方を携帯した人の最大人数と最小人数を求める。 (2) カゼ薬と胃薬の両方を携帯していない人の最大人数と最小人数を求める。

確率論・統計学集合最大値最小値ベン図
2025/6/8

1. 問題の内容

海外旅行者100人のうち、カゼ薬を携帯した人が75人、胃薬を携帯した人が80人いる。
(1) カゼ薬と胃薬の両方を携帯した人の最大人数と最小人数を求める。
(2) カゼ薬と胃薬の両方を携帯していない人の最大人数と最小人数を求める。

2. 解き方の手順

(1) カゼ薬と胃薬の両方を携帯した人
* 最大人数: カゼ薬を携帯した人数(75人)以下であり、胃薬を携帯した人数(80人)以下である。したがって、最大人数は75人。
* 最小人数: ベン図で考える。カゼ薬を携帯した人と胃薬を携帯した人の合計は 75+80=15575 + 80 = 155 人である。全体の人数が100人なので、少なくとも 155100=55155 - 100 = 55 人は両方を携帯している。
(2) カゼ薬と胃薬の両方を携帯していない人
* 最大人数: カゼ薬を携帯した人が75人なので、カゼ薬を携帯していない人は 10075=25100 - 75 = 25 人。胃薬を携帯した人が80人なので、胃薬を携帯していない人は 10080=20100 - 80 = 20 人。したがって、両方とも携帯していない人の最大人数は20人。
* 最小人数: (1)より、カゼ薬と胃薬の両方を携帯している人は少なくとも55人いる。したがって、少なくともどちらかの薬を携帯している人は55人以上いる。よって、両方とも携帯していない人の最小人数は 100(10025)=0100 - (100 - 25) = 0 人。

3. 最終的な答え

(1) カゼ薬と胃薬の両方を携帯した人
* 最大: 75人
* 最小: 55人
(2) カゼ薬と胃薬の両方を携帯していない人
* 最大: 20人
* 最小: 0人

「確率論・統計学」の関連問題

7つのデータ $187, 135, 146, 185, a, 172, b$ が与えられており、これらのデータの平均値が157、中央値が163である。また、$a < b$ であるとき、$a, b$ の...

平均値中央値四分位範囲データ分析
2025/6/8

$0 \leq x \leq \frac{a}{5}$ の範囲で何らかの確率変数 $x$ があるとき、その確率が 0.9461 であるという問題です。

確率確率変数確率分布
2025/6/8

問題は、標準正規分布に従う確率変数Zに対して、$P(-1.6 \leq Z \leq -0.8)$ を求めることです。

確率標準正規分布累積確率
2025/6/8

問題は、標準正規分布に従う確率変数 $Z$ について、$P(-1.6 \leq Z \leq 0)$ を求めるというものです。

確率統計正規分布標準正規分布
2025/6/8

異なる7個のお菓子から4個のお菓子を選ぶ選び方は何通りあるかを求める問題です。組み合わせの問題として捉えられます。

組み合わせ場合の数組合せ
2025/6/8

問題は、$P(|X-10| \geq a) = 0.0278$を満たす $a$ を求めるものです。ただし、$X$がどのような確率変数であるかに関する情報はありません。そのため、$X$ が特定分布に従う...

確率確率変数絶対値不等式
2025/6/8

問題は確率 $P(|x-10| \geq a)$ を求めることです。

確率絶対値不等式
2025/6/8

袋Aには赤球3個、黄球2個が入っており、袋Bには白球3個、青球2個が入っている。 袋Aから2個の球を取り出したときの赤球の個数を確率変数$X$、袋Bから2個の球を取り出したときの青球の個数を確率変数$...

確率変数期待値分散確率分布組み合わせ
2025/6/8

確率変数 $X$ に対して、確率変数 $Y = 4X - 3$ の平均が0、標準偏差が1であるとき、$X$ の平均と分散を求めよ。

確率変数平均分散標準偏差確率分布
2025/6/8

生徒10人の国語と英語のテストの得点が与えられた表に基づいて、以下の問いに答えます。 (1) 10人の国語の得点の平均値A、分散B、中央値を求めます。 (2) 10人の英語の得点の平均値が8点、分散が...

平均分散中央値相関係数統計
2025/6/8