与えられた10個のデータ $1, 2, 2, 5, 5, 5, 6, 6, 8, 10$ の分散と標準偏差を求める問題です。

確率論・統計学分散標準偏差統計データ解析
2025/6/8

1. 問題の内容

与えられた10個のデータ 1,2,2,5,5,5,6,6,8,101, 2, 2, 5, 5, 5, 6, 6, 8, 10 の分散と標準偏差を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を計算します。
平均値 xˉ\bar{x} は、データの総和をデータの個数で割ったものです。
次に、分散を計算します。
分散は、各データと平均値の差の二乗の平均値です。
最後に、標準偏差を計算します。
標準偏差は、分散の平方根です。
手順1: 平均値を計算する
データの総和は 1+2+2+5+5+5+6+6+8+10=501+2+2+5+5+5+6+6+8+10 = 50 です。
データの個数は10個なので、平均値 xˉ\bar{x}
xˉ=5010=5\bar{x} = \frac{50}{10} = 5
手順2: 分散を計算する
各データと平均値の差の二乗は次のようになります。
(15)2=16(1-5)^2 = 16
(25)2=9(2-5)^2 = 9
(25)2=9(2-5)^2 = 9
(55)2=0(5-5)^2 = 0
(55)2=0(5-5)^2 = 0
(55)2=0(5-5)^2 = 0
(65)2=1(6-5)^2 = 1
(65)2=1(6-5)^2 = 1
(85)2=9(8-5)^2 = 9
(105)2=25(10-5)^2 = 25
これらの二乗の和は 16+9+9+0+0+0+1+1+9+25=7016+9+9+0+0+0+1+1+9+25 = 70 です。
分散は、この和をデータの個数で割ったものなので、
分散 =7010=7= \frac{70}{10} = 7
手順3: 標準偏差を計算する
標準偏差は分散の平方根なので、
標準偏差 =7= \sqrt{7}

3. 最終的な答え

分散は 77 であり、標準偏差は 7\sqrt{7} です。

「確率論・統計学」の関連問題

7つのデータ $187, 135, 146, 185, a, 172, b$ が与えられており、これらのデータの平均値が157、中央値が163である。また、$a < b$ であるとき、$a, b$ の...

平均値中央値四分位範囲データ分析
2025/6/8

$0 \leq x \leq \frac{a}{5}$ の範囲で何らかの確率変数 $x$ があるとき、その確率が 0.9461 であるという問題です。

確率確率変数確率分布
2025/6/8

問題は、標準正規分布に従う確率変数Zに対して、$P(-1.6 \leq Z \leq -0.8)$ を求めることです。

確率標準正規分布累積確率
2025/6/8

問題は、標準正規分布に従う確率変数 $Z$ について、$P(-1.6 \leq Z \leq 0)$ を求めるというものです。

確率統計正規分布標準正規分布
2025/6/8

異なる7個のお菓子から4個のお菓子を選ぶ選び方は何通りあるかを求める問題です。組み合わせの問題として捉えられます。

組み合わせ場合の数組合せ
2025/6/8

問題は、$P(|X-10| \geq a) = 0.0278$を満たす $a$ を求めるものです。ただし、$X$がどのような確率変数であるかに関する情報はありません。そのため、$X$ が特定分布に従う...

確率確率変数絶対値不等式
2025/6/8

問題は確率 $P(|x-10| \geq a)$ を求めることです。

確率絶対値不等式
2025/6/8

袋Aには赤球3個、黄球2個が入っており、袋Bには白球3個、青球2個が入っている。 袋Aから2個の球を取り出したときの赤球の個数を確率変数$X$、袋Bから2個の球を取り出したときの青球の個数を確率変数$...

確率変数期待値分散確率分布組み合わせ
2025/6/8

確率変数 $X$ に対して、確率変数 $Y = 4X - 3$ の平均が0、標準偏差が1であるとき、$X$ の平均と分散を求めよ。

確率変数平均分散標準偏差確率分布
2025/6/8

生徒10人の国語と英語のテストの得点が与えられた表に基づいて、以下の問いに答えます。 (1) 10人の国語の得点の平均値A、分散B、中央値を求めます。 (2) 10人の英語の得点の平均値が8点、分散が...

平均分散中央値相関係数統計
2025/6/8