(1) 9人の部員の中から、部長、副部長、会計を各1人選ぶ場合の数を求める問題です。兼任は認められません。 (2) 20人の応募者の中から、アメリカ、イギリス、オーストラリアに各1人ずつ派遣する場合の数を求める問題です。 (3) 5人の生徒が、異なる12冊の本の中から1冊ずつ選んで読む場合の数を求める問題です。
2025/6/8
1. 問題の内容
(1) 9人の部員の中から、部長、副部長、会計を各1人選ぶ場合の数を求める問題です。兼任は認められません。
(2) 20人の応募者の中から、アメリカ、イギリス、オーストラリアに各1人ずつ派遣する場合の数を求める問題です。
(3) 5人の生徒が、異なる12冊の本の中から1冊ずつ選んで読む場合の数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 9人の中から部長、副部長、会計を順に選ぶので、順列の問題です。
まず、部長の選び方は9通りあります。
次に、副部長の選び方は、部長に選ばれた人以外から選ぶので、8通りあります。
最後に、会計の選び方は、部長と副部長に選ばれた人以外から選ぶので、7通りあります。
したがって、選び方の総数は、9×8×7 で求められます。
(2) 20人の中から、アメリカ、イギリス、オーストラリアに派遣する人を順に選ぶので、順列の問題です。
まず、アメリカに派遣する人の選び方は20通りあります。
次に、イギリスに派遣する人の選び方は、アメリカに派遣された人以外から選ぶので、19通りあります。
最後に、オーストラリアに派遣する人の選び方は、アメリカとイギリスに派遣された人以外から選ぶので、18通りあります。
したがって、選び方の総数は、20×19×18 で求められます。
(3) 12冊の中から5冊を選んで、5人の生徒にそれぞれ1冊ずつ渡すので、順列の問題です。
1人目の生徒は12冊の中から1冊選ぶので、12通りの選び方があります。
2人目の生徒は残りの11冊の中から1冊選ぶので、11通りの選び方があります。
3人目の生徒は残りの10冊の中から1冊選ぶので、10通りの選び方があります。
4人目の生徒は残りの9冊の中から1冊選ぶので、9通りの選び方があります。
5人目の生徒は残りの8冊の中から1冊選ぶので、8通りの選び方があります。
したがって、選び方の総数は、12×11×10×9×8 で求められます。
3. 最終的な答え
(1) 504通り
(2) 6840通り
(3) 95040通り