三角形 ABC において、AB = 3, AC = 2, $\cos{\angle CAB} = \frac{3}{4}$ のとき、BC の長さ、$\sin{\angle CAB}$ の値、および三角形 ABC の外接円の半径を求める問題です。

幾何学三角形余弦定理正弦定理外接円三角関数
2025/3/9

1. 問題の内容

三角形 ABC において、AB = 3, AC = 2, cosCAB=34\cos{\angle CAB} = \frac{3}{4} のとき、BC の長さ、sinCAB\sin{\angle CAB} の値、および三角形 ABC の外接円の半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) BC の長さを求める。
余弦定理より、
BC2=AB2+AC22ABACcosCABBC^2 = AB^2 + AC^2 - 2 \cdot AB \cdot AC \cdot \cos{\angle CAB}
BC2=32+2223234BC^2 = 3^2 + 2^2 - 2 \cdot 3 \cdot 2 \cdot \frac{3}{4}
BC2=9+49=4BC^2 = 9 + 4 - 9 = 4
BC=2BC = 2
(2) sinCAB\sin{\angle CAB} の値を求める。
sin2θ+cos2θ=1\sin^2{\theta} + \cos^2{\theta} = 1 より、
sin2CAB=1cos2CAB\sin^2{\angle CAB} = 1 - \cos^2{\angle CAB}
sin2CAB=1(34)2=1916=716\sin^2{\angle CAB} = 1 - (\frac{3}{4})^2 = 1 - \frac{9}{16} = \frac{7}{16}
sinCAB=716=74\sin{\angle CAB} = \sqrt{\frac{7}{16}} = \frac{\sqrt{7}}{4}
CAB\angle CAB は三角形の内角なので sinCAB>0\sin{\angle CAB} > 0
(3) 外接円の半径 R を求める。
正弦定理より、BCsinCAB=2R\frac{BC}{\sin{\angle CAB}} = 2R
2R=274=872R = \frac{2}{\frac{\sqrt{7}}{4}} = \frac{8}{\sqrt{7}}
R=47=477R = \frac{4}{\sqrt{7}} = \frac{4\sqrt{7}}{7}

3. 最終的な答え

BC=2BC = 2
sinCAB=74\sin{\angle CAB} = \frac{\sqrt{7}}{4}
R=477R = \frac{4\sqrt{7}}{7}

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