絶対値を含む方程式 $|x+6|=2x$ を解く過程が示されており、空欄に適切な値や記号を埋める問題です。

代数学絶対値方程式不等式場合分け解の検証
2025/6/8

1. 問題の内容

絶対値を含む方程式 x+6=2x|x+6|=2x を解く過程が示されており、空欄に適切な値や記号を埋める問題です。

2. 解き方の手順

(i) x+60x+6 \geq 0 のとき:
x6x \geq -6 であるから、32-1は「シ」、つまり x6x \geq -6
このとき、x+6=x+6|x+6| = x+6 であるから、33は「ス」、つまり x+6=2xx+6 = 2x
よって、x=6x = 6 となる。つまり34は「6」
次に、求めた x=6x=6 が条件 x6x \geq -6 を満たすか確認する。666 \geq -6 より、満たす。
したがって、アは「①は②を満たす」、イは「①は②を満たさないから解ではない」、ウは「②は①を満たす」、エは「②は①を満たさないから、解ではない」のうち、アが正解。 つまり35は「ア」
(ii) x+6<0x+6 < 0 のとき:
x<6x < -6 であるから、32-2は「ケ」、つまり x<6x < -6
このとき、x+6=(x+6)|x+6| = -(x+6) であるから、36は「ソ」、つまり x6=2x-x-6=2x
よって、3x=6-3x=6 より x=2x=-2 となる。つまり37は「-2」
次に、求めた x=2x=-2 が条件 x<6x<-6 を満たすか確認する。 2<6-2<-6 は成り立たない。
したがって、オは「③は④を満たす」、カは「③は④を満たさないから、解ではない」、キは「④は③を満たす」、クは「④は③を満たさないから、解ではない」のうち、クが正解。つまり38は「ク」
(i), (ii) より、求める解は x=6x=6 のみ。 よって39は「6」

3. 最終的な答え

32: シ
33: ス
34: 6
35: ア
36: ソ
37: -2
38: ク
39: 6

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