ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ のなす角を $\theta$ とする。次のそれぞれの場合について、内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求めよ。 (1) $|\vec{a}| = 1$, $|\vec{b}| = 2$, $\theta = 45^{\circ}$ (2) $\vec{a} = (2, -3)$, $\vec{b} = (-4, 6)$

幾何学ベクトル内積角度ベクトルの内積
2025/6/8

1. 問題の内容

ベクトル a\vec{a}b\vec{b} のなす角を θ\theta とする。次のそれぞれの場合について、内積 ab\vec{a} \cdot \vec{b} を求めよ。
(1) a=1|\vec{a}| = 1, b=2|\vec{b}| = 2, θ=45\theta = 45^{\circ}
(2) a=(2,3)\vec{a} = (2, -3), b=(4,6)\vec{b} = (-4, 6)

2. 解き方の手順

(1) 内積の定義式 ab=abcosθ\vec{a} \cdot \vec{b} = |\vec{a}||\vec{b}|\cos{\theta} を利用する。
a=1|\vec{a}| = 1, b=2|\vec{b}| = 2, θ=45\theta = 45^{\circ} を代入すると、
ab=12cos45\vec{a} \cdot \vec{b} = 1 \cdot 2 \cdot \cos{45^{\circ}}
cos45=22\cos{45^{\circ}} = \frac{\sqrt{2}}{2} であるから、
ab=1222=2\vec{a} \cdot \vec{b} = 1 \cdot 2 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} = \sqrt{2}
(2) a=(a1,a2)\vec{a} = (a_1, a_2), b=(b1,b2)\vec{b} = (b_1, b_2) のとき、ab=a1b1+a2b2\vec{a} \cdot \vec{b} = a_1b_1 + a_2b_2 である。
a=(2,3)\vec{a} = (2, -3), b=(4,6)\vec{b} = (-4, 6) より、
ab=2(4)+(3)6=818=26\vec{a} \cdot \vec{b} = 2 \cdot (-4) + (-3) \cdot 6 = -8 - 18 = -26

3. 最終的な答え

(1) 2\sqrt{2}
(2) -26

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