2次方程式 $x^2 + mx + 27 = 0$ について、1つの解が他の解の3倍であるとき、$m$の値を求める問題です。

代数学二次方程式解と係数の関係解の比根の性質
2025/6/8

1. 問題の内容

2次方程式 x2+mx+27=0x^2 + mx + 27 = 0 について、1つの解が他の解の3倍であるとき、mmの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式の2つの解をα\alpha3α3\alphaとおきます。解と係数の関係から、以下の2つの式が成り立ちます。
和:
α+3α=m\alpha + 3\alpha = -m
積:
α3α=27\alpha \cdot 3\alpha = 27
積の式からα\alphaを求めます。
3α2=273\alpha^2 = 27
α2=9\alpha^2 = 9
α=±3\alpha = \pm 3
α=3\alpha = 3のとき:
α+3α=3+3(3)=3+9=12=m\alpha + 3\alpha = 3 + 3(3) = 3 + 9 = 12 = -m
したがって、m=12m = -12
α=3\alpha = -3のとき:
α+3α=3+3(3)=39=12=m\alpha + 3\alpha = -3 + 3(-3) = -3 - 9 = -12 = -m
したがって、m=12m = 12

3. 最終的な答え

m=±12m = \pm 12

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