8回コインを投げるゲームで、表の出る確率を1/2とする。表が1回または0回出る確率を計算し、その結果を元に、ゲームを2回以上行うときに、少なくとも1回は表が1回または0回となる確率が0.05より小さいかどうかを判断する。
2025/6/9
1. 問題の内容
8回コインを投げるゲームで、表の出る確率を1/2とする。表が1回または0回出る確率を計算し、その結果を元に、ゲームを2回以上行うときに、少なくとも1回は表が1回または0回となる確率が0.05より小さいかどうかを判断する。
2. 解き方の手順
まず、8回コインを投げて表が0回出る確率を計算する。これは二項分布に従い、表の出る確率が1/2であることから、となる。
次に、8回コインを投げて表が1回出る確率を計算する。これも二項分布に従い、となる。
したがって、8回コインを投げて表が0回または1回出る確率は、となる。これは問題文にあるように約0.035である。
ゲームを2回行うとき、少なくとも1回は表が1回または0回となる確率は、余事象を考えることで求められる。つまり、「2回とも表が2回以上出る」確率を1から引けばよい。
2回とも表が2回以上出る確率は、となる。
したがって、少なくとも1回は表が1回または0回となる確率は、となる。
これを計算すると、となる。
この値は0.05より大きい。
3. 最終的な答え
確率は0.069(あるいはそれ以上)であり、0.05より大きい。