この問題は、複数の直線の方程式が与えられたときに、以下の問いに答えるものです。 (1) 互いに平行な直線と、互いに垂直な直線の組み合わせをそれぞれ答える。 (2) 互いに平行な直線と、互いに垂直な直線の組み合わせをそれぞれ答える。 (3) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。 (4) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。 (5) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。 (6) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。 (7) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。 (8) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。

代数学直線方程式平行垂直傾き
2025/6/9
はい、承知いたしました。それでは、問題の解答を作成します。

1. 問題の内容

この問題は、複数の直線の方程式が与えられたときに、以下の問いに答えるものです。
(1) 互いに平行な直線と、互いに垂直な直線の組み合わせをそれぞれ答える。
(2) 互いに平行な直線と、互いに垂直な直線の組み合わせをそれぞれ答える。
(3) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。
(4) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。
(5) 与えられた点を通る、指定された直線に平行な直線の方程式を求める。
(6) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。
(7) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。
(8) 与えられた点を通る、指定された直線に垂直な直線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(1)
まず、すべての直線の方程式を y=mx+by = mx + b の形に変形し、傾き mm を求めます。
平行な直線は傾きが等しく、m1=m2m_1 = m_2 が成り立ちます。
垂直な直線は、傾きの積が 1-1 になる、つまり、m1m2=1m_1 \cdot m_2 = -1 が成り立ちます。
(2)
同様に、すべての直線の方程式を y=mx+by = mx + b の形に変形し、傾き mm を求めます。
平行な直線は傾きが等しく、m1=m2m_1 = m_2 が成り立ちます。
垂直な直線は、傾きの積が 1-1 になる、つまり、m1m2=1m_1 \cdot m_2 = -1 が成り立ちます。
(3)
与えられた直線 2xy+5=02x - y + 5 = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=2x+5y = 2x + 5 となり、傾きは 22 です。
平行な直線の傾きも 22 なので、求める直線の方程式は y=2x+cy = 2x + c と表せます。
この直線が点 (1,2)(1, -2) を通るので、x=1,y=2x = 1, y = -2 を代入して、cc を求めます。
2=21+c-2 = 2 \cdot 1 + c より、c=4c = -4 です。
したがって、求める直線の方程式は y=2x4y = 2x - 4、または 2xy4=02x - y - 4 = 0 です。
(4)
与えられた直線 2x+3y=02x + 3y = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=23xy = -\frac{2}{3}x となり、傾きは 23-\frac{2}{3} です。
平行な直線の傾きも 23-\frac{2}{3} なので、求める直線の方程式は y=23x+cy = -\frac{2}{3}x + c と表せます。
この直線が点 (1,2)(-1, 2) を通るので、x=1,y=2x = -1, y = 2 を代入して、cc を求めます。
2=23(1)+c2 = -\frac{2}{3} \cdot (-1) + c より、c=223=43c = 2 - \frac{2}{3} = \frac{4}{3} です。
したがって、求める直線の方程式は y=23x+43y = -\frac{2}{3}x + \frac{4}{3}、または 2x+3y4=02x + 3y - 4 = 0 です。
(5)
与えられた直線 3x+2y+1=03x + 2y + 1 = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=32x12y = -\frac{3}{2}x - \frac{1}{2} となり、傾きは 32-\frac{3}{2} です。
平行な直線の傾きも 32-\frac{3}{2} なので、求める直線の方程式は y=32x+cy = -\frac{3}{2}x + c と表せます。
この直線が点 (3,1)(3, -1) を通るので、x=3,y=1x = 3, y = -1 を代入して、cc を求めます。
1=323+c-1 = -\frac{3}{2} \cdot 3 + c より、c=1+92=72c = -1 + \frac{9}{2} = \frac{7}{2} です。
したがって、求める直線の方程式は y=32x+72y = -\frac{3}{2}x + \frac{7}{2}、または 3x+2y7=03x + 2y - 7 = 0 です。
(6)
与えられた直線 2x+y1=02x + y - 1 = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=2x+1y = -2x + 1 となり、傾きは 2-2 です。
垂直な直線の傾きは 12\frac{1}{2} なので、求める直線の方程式は y=12x+cy = \frac{1}{2}x + c と表せます。
この直線が点 (2,5)(2, -5) を通るので、x=2,y=5x = 2, y = -5 を代入して、cc を求めます。
5=122+c-5 = \frac{1}{2} \cdot 2 + c より、c=51=6c = -5 - 1 = -6 です。
したがって、求める直線の方程式は y=12x6y = \frac{1}{2}x - 6、または x2y12=0x - 2y - 12 = 0 です。
(7)
与えられた直線 5x2y+3=05x - 2y + 3 = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=52x+32y = \frac{5}{2}x + \frac{3}{2} となり、傾きは 52\frac{5}{2} です。
垂直な直線の傾きは 25-\frac{2}{5} なので、求める直線の方程式は y=25x+cy = -\frac{2}{5}x + c と表せます。
この直線が点 (1,3)(-1, 3) を通るので、x=1,y=3x = -1, y = 3 を代入して、cc を求めます。
3=25(1)+c3 = -\frac{2}{5} \cdot (-1) + c より、c=325=135c = 3 - \frac{2}{5} = \frac{13}{5} です。
したがって、求める直線の方程式は y=25x+135y = -\frac{2}{5}x + \frac{13}{5}、または 2x+5y13=02x + 5y - 13 = 0 です。
(8)
与えられた直線 3x2y7=03x - 2y - 7 = 0y=mx+by = mx + b の形に変形すると、y=32x72y = \frac{3}{2}x - \frac{7}{2} となり、傾きは 32\frac{3}{2} です。
垂直な直線の傾きは 23-\frac{2}{3} なので、求める直線の方程式は y=23x+cy = -\frac{2}{3}x + c と表せます。
この直線が点 (2,5)(-2, -5) を通るので、x=2,y=5x = -2, y = -5 を代入して、cc を求めます。
5=23(2)+c-5 = -\frac{2}{3} \cdot (-2) + c より、c=543=193c = -5 - \frac{4}{3} = -\frac{19}{3} です。
したがって、求める直線の方程式は y=23x193y = -\frac{2}{3}x - \frac{19}{3}、または 2x+3y+19=02x + 3y + 19 = 0 です。

3. 最終的な答え

(1)
平行な直線:①と⑥
垂直な直線:なし
(2)
平行な直線:④と②
垂直な直線:なし
(3) 2xy4=02x - y - 4 = 0
(4) 2x+3y4=02x + 3y - 4 = 0
(5) 3x+2y7=03x + 2y - 7 = 0
(6) x2y12=0x - 2y - 12 = 0
(7) 2x+5y13=02x + 5y - 13 = 0
(8) 2x+3y+19=02x + 3y + 19 = 0

「代数学」の関連問題

2次方程式 $x^2 - 2kx + k^2 + k - 3 = 0$ が実数解を持つような $k$ の値の範囲を求める問題です。

二次方程式判別式実数解不等式
2025/6/9

与えられた数式を、掛け算(×)や割り算(÷)の記号を使って表す問題です。 (1) $4ab^2 - \frac{c}{6}$ (2) $\frac{3(x+y)}{7}$

式の表現文字式四則演算
2025/6/9

与えられた数式を、文字式の表記ルールに従って簡略化する問題です。具体的には、以下の4つの式を簡略化します。 (1) $a \times 1 + b \times (-1)$ (2) $x \times...

文字式式の簡略化計算
2025/6/9

与えられた数式を、文字式の表記方法にしたがって表す問題です。 (1) $a \times (-3) - b \times 0.1$ (2) $x \times x \times (-1) - y \d...

文字式式の計算計算規則
2025/6/9

与えられた式 $3(x+y)^3 - 2(x+y)^2 - (x+y)$ を簡略化します。

因数分解多項式式の簡略化
2025/6/9

$s = \frac{1}{t\sqrt{t}}$ を計算する。

指数代数計算累乗根
2025/6/9

数列$\{a_n\}$が、$a_1 = 1$, $a_{2n} = 3a_{2n-1}$, $a_{2n+1} = a_{2n} + 3^{n-1}$ (for $n=1, 2, 3, \dots$)...

数列漸化式シグマ
2025/6/9

$\sin\theta + \cos\theta = \frac{1}{4}$のとき、$\sin\theta\cos\theta$の値と、$\sin^3\theta + \cos^3\theta$の値...

三角関数恒等式因数分解
2025/6/9

放物線 $C: y = -2x^2 - x + 8$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) 放物線Cとx軸の正の部分との交点Aの座標と、y軸との交点Bの座標を求めます。 (2) 放物線C上の...

二次関数放物線微分最大値座標
2025/6/9

与えられた式を、文字式の表し方にしたがって表す問題です。掛け算記号の省略、割り算の分数表記、係数の文字の前に配置などのルールに従います。

文字式式の表現計算規則代数
2025/6/9