まず、1回の試行で赤玉が出る確率を計算する。
袋の中には赤玉が4個、白玉が2個入っているので、合計6個の玉が入っている。
したがって、1回の試行で赤玉が出る確率は、
P(赤)=64=32 である。
同様に、1回の試行で白玉が出る確率は、
P(白)=62=31 である。
3回の試行で赤玉が2回出る確率は、二項分布を用いて計算できる。
二項分布の確率質量関数は、
P(X=k)=nCkpk(1−p)n−k である。ここで、nは試行回数、kは成功回数、pは1回の試行での成功確率である。 この問題では、n=3、k=2、p=32であるから、赤玉が2回出る確率は、 P(X=2)=3C2(32)2(31)3−2=3×94×31=2712=94 となる。