赤玉4個、白玉3個、青玉1個がある。この中から4個を取り出して作る組合せの総数と、順列の総数を求めよ。

確率論・統計学組合せ順列場合の数重複組合せ
2025/6/9

1. 問題の内容

赤玉4個、白玉3個、青玉1個がある。この中から4個を取り出して作る組合せの総数と、順列の総数を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、組合せの総数を求める。次に、それぞれの組合せに対して、順列の総数を計算する。
(1) 組合せの総数
取り出す4個の玉の色によって場合分けする。
(i) 赤玉4個の場合:1通り
(ii) 赤玉3個の場合:残りの1個は白か青。2通り
(iii) 赤玉2個の場合:残りの2個は白2個, 白1個+青1個, 白0個+青0個(ありえない)。
* 白玉2個:1通り
* 白玉1個+青玉1個:1通り
*白玉0個の場合(赤玉2個+青玉2個):ありえない
合計:2通り
(iv) 赤玉1個の場合:残りの3個は白3個, 白2個+青1個
* 白玉3個:1通り
* 白玉2個+青玉1個:1通り
合計:2通り
(v) 赤玉0個の場合:残りの4個は白玉3個+青玉1個
* 白玉3個+青玉1個:1通り
したがって、組合せの総数は 1+2+2+2+1=81 + 2 + 2 + 2 + 1 = 8 通り。
(2) 順列の総数
それぞれの組合せについて、順列の総数を計算する。
(i) 赤玉4個の場合:4!4!=1\frac{4!}{4!} = 1 通り
(ii) 赤玉3個、白玉1個の場合:4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通り
(iii) 赤玉3個、青玉1個の場合:4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通り
(iv) 赤玉2個、白玉2個の場合:4!2!2!=244=6\frac{4!}{2!2!} = \frac{24}{4} = 6 通り
(v) 赤玉2個、白玉1個、青玉1個の場合:4!2!1!1!=242=12\frac{4!}{2!1!1!} = \frac{24}{2} = 12 通り
(vi) 赤玉1個、白玉3個の場合:4!1!3!=4\frac{4!}{1!3!} = 4 通り
(vii) 赤玉1個、白玉2個、青玉1個の場合:4!1!2!1!=242=12\frac{4!}{1!2!1!} = \frac{24}{2} = 12 通り
(viii) 白玉3個、青玉1個の場合:4!3!1!=4\frac{4!}{3!1!} = 4 通り
したがって、順列の総数は 1+4+4+6+12+4+12+4=471 + 4 + 4 + 6 + 12 + 4 + 12 + 4 = 47 通り。

3. 最終的な答え

組合せの総数: 8通り
順列の総数: 47通り

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