関数 $y = 4^x + 4^{-x} - (2^{x+1} + 2^{-x+1}) + 4$ の最小値を求める問題です。$t = 2^x + 2^{-x}$ とおき、$y$ を $t$ で表し、$x$ が実数全体を動くときの $t$ の最小値を相加平均と相乗平均の関係を用いて求め、$y$ の最小値と、そのときの $x$ の値を求めます。
2025/6/9
1. 問題の内容
関数 の最小値を求める問題です。 とおき、 を で表し、 が実数全体を動くときの の最小値を相加平均と相乗平均の関係を用いて求め、 の最小値と、そのときの の値を求めます。
2. 解き方の手順
まず、 を で表します。
したがって、
次に、 の最小値を求めます。
について、相加平均と相乗平均の関係より、
したがって、 の最小値は 2 です。となるのは、 すなわち、 となるときであり、 のときです。
次に、 の最小値を求めます。
を最小にする の値は、 です。しかし、 の最小値は 2 なので、のときには最小値をとります。
したがって、 の最小値は 2 です。
最後に、 が最小になるときの の値を求めます。
が最小になるのは、 のときなので、
このとき、 なので、 より、
3. 最終的な答え
サ: 2
シ: 2
ス: 2
セ: 2
ソ: 0