3点A, B, Cを通る円の方程式を求める問題です。 (1) A(1, 1), B(2, 1), C(-1, 0) (2) A(1, 3), B(5, -5), C(4, 2)

幾何学円の方程式座標平面
2025/6/10

1. 問題の内容

3点A, B, Cを通る円の方程式を求める問題です。
(1) A(1, 1), B(2, 1), C(-1, 0)
(2) A(1, 3), B(5, -5), C(4, 2)

2. 解き方の手順

円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおきます。
3点A, B, Cの座標をそれぞれ代入し、l,m,nl, m, nに関する連立方程式を立てて解きます。
(1)
A(1, 1), B(2, 1), C(-1, 0)を代入すると、
12+12+l1+m1+n=01^2 + 1^2 + l \cdot 1 + m \cdot 1 + n = 0
22+12+l2+m1+n=02^2 + 1^2 + l \cdot 2 + m \cdot 1 + n = 0
(1)2+02+l(1)+m0+n=0(-1)^2 + 0^2 + l \cdot (-1) + m \cdot 0 + n = 0
整理すると
l+m+n=2l + m + n = -2 (1)
2l+m+n=52l + m + n = -5 (2)
l+n=1-l + n = -1 (3)
(2) - (1)より、
l=3l = -3
(3)より、
n=l1=31=4n = l - 1 = -3 - 1 = -4
(1)より、
3+m4=2-3 + m - 4 = -2
m=5m = 5
よって、円の方程式は
x2+y23x+5y4=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 4 = 0
(2)
A(1, 3), B(5, -5), C(4, 2)を代入すると、
12+32+l1+m3+n=01^2 + 3^2 + l \cdot 1 + m \cdot 3 + n = 0
52+(5)2+l5+m(5)+n=05^2 + (-5)^2 + l \cdot 5 + m \cdot (-5) + n = 0
42+22+l4+m2+n=04^2 + 2^2 + l \cdot 4 + m \cdot 2 + n = 0
整理すると
l+3m+n=10l + 3m + n = -10 (4)
5l5m+n=505l - 5m + n = -50 (5)
4l+2m+n=204l + 2m + n = -20 (6)
(5) - (4)より、
4l8m=404l - 8m = -40
l2m=10l - 2m = -10 (7)
(6) - (4)より、
3lm=103l - m = -10
m=3l+10m = 3l + 10 (8)
(8)を(7)に代入すると、
l2(3l+10)=10l - 2(3l + 10) = -10
l6l20=10l - 6l - 20 = -10
5l=10-5l = 10
l=2l = -2
(8)より、
m=3(2)+10=6+10=4m = 3(-2) + 10 = -6 + 10 = 4
(4)より、
2+3(4)+n=10-2 + 3(4) + n = -10
2+12+n=10-2 + 12 + n = -10
10+n=1010 + n = -10
n=20n = -20
よって、円の方程式は
x2+y22x+4y20=0x^2 + y^2 - 2x + 4y - 20 = 0

3. 最終的な答え

(1) x2+y23x+5y4=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 4 = 0
(2) x2+y22x+4y20=0x^2 + y^2 - 2x + 4y - 20 = 0

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