数列 2, 6, 18, 54, 162, ... は等比数列である。この数列の初項と公比を求め、初項から8番目の項までの和をシグマ記号で表し、その和を計算する。

代数学数列等比数列シグマ記号等比数列の和
2025/6/10

1. 問題の内容

数列 2, 6, 18, 54, 162, ... は等比数列である。この数列の初項と公比を求め、初項から8番目の項までの和をシグマ記号で表し、その和を計算する。

2. 解き方の手順

まず、与えられた数列 2, 6, 18, 54, 162, ... から、初項と公比を求める。
初項は a=2a = 2 である。
公比は r=6/2=18/6=3r = 6/2 = 18/6 = 3 である。
したがって、アは 2, イは 3 である。
次に、この等比数列の初項から8項までの和をシグマ記号を用いて表す。
一般項は an=arn1=23n1a_n = a \cdot r^{n-1} = 2 \cdot 3^{n-1} である。
よって、初項から8項までの和は
n=1823n1\sum_{n=1}^{8} 2 \cdot 3^{n-1}
と表せる。
したがって、ウは 8, エは 2, オは 3, カは 1 である。
最後に、等比数列の和の公式を用いて和を計算する。
初項 a=2a = 2, 公比 r=3r = 3, 項数 n=8n = 8 の等比数列の和 SnS_n
Sn=a(rn1)r1S_n = \frac{a(r^n - 1)}{r - 1}
S8=2(381)31=2(65611)2=6560S_8 = \frac{2(3^8 - 1)}{3 - 1} = \frac{2(6561 - 1)}{2} = 6560
したがって、キクケコは 6560 である。

3. 最終的な答え

ア: 2
イ: 3
ウ: 8
エ: 2
オ: 3
カ: 1
キクケコ: 6560

「代数学」の関連問題

項数 $n$ の数列 $1 \cdot n, 2 \cdot (n-1), 3 \cdot (n-2), \dots, n \cdot 1$ が与えられている。 (1) この数列の第 $k$ 項を $...

数列シグマ等差数列等比数列
2025/6/10

(2) (ア) $\sqrt{28+10\sqrt{3}}$ を簡単にせよ。 (2) (イ) $\sqrt{27-7\sqrt{5}}$ を簡単にせよ。 (3) $\sqrt{a^2-2\sqrt{a...

根号平方根絶対値
2025/6/10

2つの数$-2$と$-5$を解とする2次方程式を1つ作成する問題です。

二次方程式解と係数の関係方程式の作成
2025/6/10

A, B 2種類の商品の仕入れ値の合計が6000円である。Aは仕入れ値の3割増しで売り、Bは仕入れ値の1割引で売ったところ、合計で200円の利益があった。AとBの仕入れ値をそれぞれ求める。

連立方程式文章題利益方程式
2025/6/10

与えられた不等式 $-3 \le 5x+2 \le 10$ を解き、$x$ の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/6/10

2次式 $x^2 - 3x - 2$ を複素数の範囲で因数分解する。

二次方程式因数分解解の公式複素数
2025/6/10

2次方程式 $x^2 + 3x - 1 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、以下の式の値を求めます。 (1) $\alpha + \beta$ (2) $\alpha...

二次方程式解と係数の関係解の和解の積
2025/6/10

(2) (ア) $\sqrt{28 + 10\sqrt{3}}$ と (イ) $\sqrt{27 - 7\sqrt{5}}$ を簡単にせよ。 (3) $\sqrt{a^2 - 2\sqrt{a^2 -...

根号平方根式の計算絶対値
2025/6/10

二次方程式の解を$\alpha, \beta$とするとき、$\alpha^2 + \beta^2$の値を求めよ。ただし、答えは-2である。

二次方程式解の公式解と係数の関係
2025/6/10

与えられた2次方程式 $2x^2 - 5x + 6 = 0$ の2つの解の和と積を求めよ。

二次方程式解と係数の関係解の和解の積
2025/6/10