まず、各項の分母を有理化します。
n+2+n1 に n+2−nn+2−n をかけます。 n+2+n1=n+2+n1⋅n+2−nn+2−n=(n+2)−nn+2−n=2n+2−n したがって、与えられた和は次のようになります。
∑n=190n+2+n1=∑n=1902n+2−n=21∑n=190(n+2−n) この和は、望遠鏡和(telescoping sum)の形をしています。つまり、部分的に打ち消しあう項があるため、和を計算することができます。具体的に書き下してみると、
21[(3−1)+(4−2)+(5−3)+(6−4)+⋯+(91−89)+(92−90)] 多くの項が打ち消し合い、残るのは
21(−1−2+91+92)=21(−1−2+91+92) =21(−1−2+91+223) 元の式に代入して書き下してみると、
21∑n=190(n+2−n)=21((3−1)+(4−2)+(5−3)+⋯+(91−89)+(92−90)) =21(91+92−1−2) =21(91+223−1−2) =291+223−1−2