まず、円の中心と直線の距離 d を求めます。円の中心は原点 (0,0) であり、直線の式は 4x+3y−5=0 です。点と直線の距離の公式より、 d=42+32∣4(0)+3(0)−5∣=16+9∣−5∣=255=55=1 円の半径 r は 4=2 です。線分の長さを 2l とすると、三平方の定理より l2+d2=r2 l2+12=22 したがって、線分の長さ 2l は 23 となります。 次に、線分の中点の座標を求めます。線分の中点は、円の中心から直線に下ろした垂線の足です。
直線の法線ベクトルは (4,3) です。したがって、原点を通る直線 4x+3y−5=0 に垂直な直線は 3x−4y=0 と表せます。直線 4x+3y−5=0 と 3x−4y=0 の交点を求めます。 3x=4y より x=34y です。これを 4x+3y−5=0 に代入すると、 4(34y)+3y−5=0 316y+3y−5=0 316y+39y=5 325y=5 y=2515=53 x=34y=34⋅53=54 したがって、線分の中点の座標は (54,53) となります。