(1) x=2 は x2−5x+6=0 であるための条件 x2−5x+6=0 を解くと、(x−2)(x−3)=0 より x=2,3 となる。 x=2 ならば x2−5x+6=0 は成り立つ(十分条件) x2−5x+6=0 ならば x=2 であるとは限らない(必要条件ではない。x=3の場合もある) よって、十分条件であるが必要条件ではない。答えは2。
(2) x=0 は (x−1)(x−2)=0 であるための条件 (x−1)(x−2)=0 を解くと x=1,2 となる。 x=0 ならば (x−1)(x−2)=0 とは限らない。例えば x=3 の場合、x=0 だが、(x−1)(x−2)=(3−1)(3−2)=2=0 。(十分条件ではない) (x−1)(x−2)=0 ならば x=1 または x=2 なので、x=0 は成り立つ。(必要条件) よって、必要条件であるが十分条件ではない。答えは1。
(3) xy=1 は x=1 であるための条件 x=1 ならば xy=y=1 より、y=1 の場合に xy=1 が成り立つ。(十分条件ではない) xy=1 ならば x=1 とは限らない。例えば x=2,y=1/2 の場合、xy=1 だが x=1 ではない。(必要条件ではない) よって、必要条件でも十分条件でもない。答えは4。
(4) ∣x∣=0 は x=0 であるための条件 ∣x∣=0 ならば x=0 x=0 ならば ∣x∣=∣0∣=0 よって、必要十分条件である。答えは3。
(5) x=y=2 は 2x−y=2y−2=2 であるための条件 x=y=2 ならば 2x−y=2(2)−2=2 であり、2y−2=2(2)−2=2 。 よって、x=y=2 ならば 2x−y=2y−2=2 (十分条件) 2x−y=2 かつ 2y−2=2 より、2y=4 なので y=2 。 2x−2=2 なので 2x=4 より x=2 。 よって、2x−y=2y−2=2 ならば x=y=2 (必要条件) 必要十分条件である。答えは3。