まず、数列の一般項を求めます。数列のk番目の項は、2k+2k+21 と表されます。 次に、分母の有理化を行います。2k+2k+21 に 2k−2k+22k−2k+2 を掛けると、 (2k)2−(2k+2)22k−2k+2=2k−(2k+2)2k−2k+2=−22k−2k+2=22k+2−2k したがって、数列の第k項は 22k+2−2k となります。 初項から第n項までの和を Sn とすると、 Sn=k=1∑n22k+2−2k=21k=1∑n(2k+2−2k) この和は、
Sn=21[(4−2)+(6−4)+(8−6)+⋯+(2n+2−2n)] となり、隣り合う項が打ち消し合う、いわゆる「telescoping sum (望遠鏡和)」になります。よって、
Sn=21(2n+2−2)