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1. 問題の内容
問題は、階差数列を用いて、以下の数列の一般項を求めることです。
(1) 2, 3, 8, 17, 30, 47, ...
(2) 0, 1, 0, 1, 0, 1, ...
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2. 解き方の手順
### (1)
数列を とします。数列の差を計算します。
差を取った数列は 1, 5, 9, 13, 17,... となります。この数列を とします。
この数列 は等差数列で、初項は 1、公差は 4 です。
したがって、
数列 の一般項は、
### (2)
数列を とします。数列は 0, 1, 0, 1, 0, 1, ... です。
この数列は、nが奇数のとき0、nが偶数のとき1となる数列です。
これは と表すことができます。
n=1のとき、 となってしまい、一致しません。
別の表し方を探します。
数列をとするとき、と表すことができます。
n=1のとき、
これは正しくありません。
正しくは です。
を用いると、n=1のとき、です。
これは正しくありません。
正しい数列はですから、が奇数の時に, が偶数の時にとなるように表現します。
は、となってしまうので、ずれています。
とすると、となってしまうので、ずれています。
とすると、となり、となるので、正しそうです。
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3. 最終的な答え
(1)
(2)