整式 $A(x)$ を $B(x)$ で割ったときの余りを求める問題です。 (1) $A(x) = x^3 - 3x^2 - x + 4$ を $B(x) = x - 1$ で割った余りを求めます。 (2) $A(x) = x^4 + 2x^3 - 2x^2 + 2x - 1$ を $B(x) = x + 1$ で割った余りを求めます。

代数学多項式剰余の定理割り算整式
2025/6/11

1. 問題の内容

整式 A(x)A(x)B(x)B(x) で割ったときの余りを求める問題です。
(1) A(x)=x33x2x+4A(x) = x^3 - 3x^2 - x + 4B(x)=x1B(x) = x - 1 で割った余りを求めます。
(2) A(x)=x4+2x32x2+2x1A(x) = x^4 + 2x^3 - 2x^2 + 2x - 1B(x)=x+1B(x) = x + 1 で割った余りを求めます。

2. 解き方の手順

剰余の定理を利用します。剰余の定理とは、整式 P(x)P(x)xax - a で割ったときの余りは P(a)P(a) に等しいというものです。
(1) A(x)=x33x2x+4A(x) = x^3 - 3x^2 - x + 4B(x)=x1B(x) = x - 1 で割った余りを求めるには、A(1)A(1) を計算します。
A(1)=(1)33(1)2(1)+4=131+4=1A(1) = (1)^3 - 3(1)^2 - (1) + 4 = 1 - 3 - 1 + 4 = 1
(2) A(x)=x4+2x32x2+2x1A(x) = x^4 + 2x^3 - 2x^2 + 2x - 1B(x)=x+1B(x) = x + 1 で割った余りを求めるには、A(1)A(-1) を計算します。
A(1)=(1)4+2(1)32(1)2+2(1)1=12221=6A(-1) = (-1)^4 + 2(-1)^3 - 2(-1)^2 + 2(-1) - 1 = 1 - 2 - 2 - 2 - 1 = -6

3. 最終的な答え

(1) 1
(2) -6

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