放物線を$x$軸方向に1、$y$軸方向に-2だけ平行移動したところ、$y = -2x^2 + 3x - 1$となった。元の放物線の方程式を求める問題です。

代数学放物線平行移動二次関数方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

放物線をxx軸方向に1、yy軸方向に-2だけ平行移動したところ、y=2x2+3x1y = -2x^2 + 3x - 1となった。元の放物線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

平行移動前の放物線上の点を(x,y)(x, y)とします。
xx軸方向に1、yy軸方向に-2平行移動した後の点は、(x+1,y2)(x + 1, y - 2)となります。
この移動後の点が、y=2x2+3x1y = -2x^2 + 3x - 1上の点なので、移動後の点の座標をこの方程式に代入します。
ただし、このx,yx, yは移動後の点の座標を表しているので、
x+1x+1xx'y2y-2yy'とおくと、x=x1x=x'-1y=y+2y=y'+2となる。
移動後の放物線の方程式はy=2(x)2+3x1y' = -2(x')^2 + 3x' - 1なので、xx'xxyy'yyに書き換えると、y=2x2+3x1y = -2x^2 + 3x - 1となります。
元の放物線の方程式を求めるために、xxx1x - 1に、yyy+2y + 2に置き換えます。
y+2=2(x1)2+3(x1)1y + 2 = -2(x - 1)^2 + 3(x - 1) - 1
これを展開して整理します。
y+2=2(x22x+1)+3x31y + 2 = -2(x^2 - 2x + 1) + 3x - 3 - 1
y+2=2x2+4x2+3x4y + 2 = -2x^2 + 4x - 2 + 3x - 4
y+2=2x2+7x6y + 2 = -2x^2 + 7x - 6
y=2x2+7x8y = -2x^2 + 7x - 8

3. 最終的な答え

y=2x2+7x8y = -2x^2 + 7x - 8

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