問題9 (1) は $394 \times 396$ を展開や因数分解を利用して計算する問題です。 問題10 (1) は $a=5$, $b=6$ のとき、$(a+2b)^2 - (a-2b)(a-3b)$ の値を求める問題です。 問題10 (2) は $x=17$, $y=4$ のとき、$(x+y)^2 - 2(x+y) + 1$ の値を求める問題です。

代数学展開因数分解式の計算代入
2025/6/11

1. 問題の内容

問題9 (1) は 394×396394 \times 396 を展開や因数分解を利用して計算する問題です。
問題10 (1) は a=5a=5, b=6b=6 のとき、(a+2b)2(a2b)(a3b)(a+2b)^2 - (a-2b)(a-3b) の値を求める問題です。
問題10 (2) は x=17x=17, y=4y=4 のとき、(x+y)22(x+y)+1(x+y)^2 - 2(x+y) + 1 の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

問題9 (1):
394×396=(3951)(395+1)394 \times 396 = (395 - 1)(395 + 1) と変形します。
これは (AB)(A+B)=A2B2(A - B)(A + B) = A^2 - B^2 の公式を利用して計算できます。
394×396=(3951)(395+1)=395212=1560251=156024394 \times 396 = (395 - 1)(395 + 1) = 395^2 - 1^2 = 156025 - 1 = 156024
問題10 (1):
(a+2b)2(a2b)(a3b)(a+2b)^2 - (a-2b)(a-3b) を展開します。
(a+2b)2=a2+4ab+4b2(a+2b)^2 = a^2 + 4ab + 4b^2
(a2b)(a3b)=a25ab+6b2(a-2b)(a-3b) = a^2 - 5ab + 6b^2
(a+2b)2(a2b)(a3b)=(a2+4ab+4b2)(a25ab+6b2)=9ab2b2(a+2b)^2 - (a-2b)(a-3b) = (a^2 + 4ab + 4b^2) - (a^2 - 5ab + 6b^2) = 9ab - 2b^2
a=5a=5, b=6b=6 を代入します。
9ab2b2=9×5×62×62=27072=1989ab - 2b^2 = 9 \times 5 \times 6 - 2 \times 6^2 = 270 - 72 = 198
問題10 (2):
(x+y)22(x+y)+1(x+y)^2 - 2(x+y) + 1 を見ると、これは (x+y1)2(x+y-1)^2 と因数分解できます。
x=17x=17, y=4y=4 を代入します。
(x+y1)2=(17+41)2=(20)2=400(x+y-1)^2 = (17+4-1)^2 = (20)^2 = 400

3. 最終的な答え

問題9 (1): 156024
問題10 (1): 198
問題10 (2): 400

「代数学」の関連問題

$\frac{a}{b} = \frac{c}{d}$ のとき、等式 $\frac{a-b}{a+b} = \frac{c-d}{c+d}$ が成り立つことを証明する。

比例式等式の証明
2025/6/13

二次関数 $y = ax^2 + bx + c$ のグラフが、点 $(-1, 0)$ と $(3, 8)$ を通り、直線 $y = 2x + 6$ に接するとき、$a, b, c$ の値を求めます。

二次関数二次方程式接線座標平面直線の方程式
2025/6/13

カレンダーで四角形で囲んだ4つの数の和が、常に4の倍数になることを文字式を使って説明する問題です。

文字式整数の性質倍数
2025/6/13

与えられた整式 $P = x^3 - 5x^2 + 10x - 6$ について、以下の問いに答えます。 (1) $P$ を $x^2 - 2x + 4$ で割ったときの商と余りを求めます。 (2) $...

整式多項式の割り算因数定理複素数
2025/6/13

与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。具体的には、以下の3つの小問題があります。 (1) 3点(3, 1), (2, 1), (-1, -5) を通る2次関数を求める。 (2) 頂点が(1,...

二次関数連立方程式頂点接する二次方程式
2025/6/13

3点 $(3,1)$, $(2,1)$, $(-1,-5)$ を通る2次関数を求める問題です。

二次関数連立方程式座標
2025/6/13

関数 $y = -2x + 3$ の $-1 \le x \le 2$ におけるグラフを描き、最大値と最小値を求めよ。

一次関数グラフ最大値最小値定義域
2025/6/13

$0 \le x \le 8$ のすべての $x$ の値に対して、不等式 $x^2 - 2mx + m + 6 > 0$ が成り立つような定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

二次不等式平方完成範囲
2025/6/13

与えられた式 $V = \frac{1}{3}Sh$ において、大括弧で囲まれた $S$ について解き、 $S$ を他の変数で表す式を求めます。

式の変形解の公式体積文字式の計算
2025/6/13

2つの2次正方行列について、それぞれの逆行列を求める問題です。 (1) $A = \begin{pmatrix} 1 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix}$ (2) $B = \be...

行列逆行列ケーリー・ハミルトンの定理固有多項式
2025/6/13