カレンダーで四角形で囲んだ4つの数の和が、常に4の倍数になることを文字式を使って説明する問題です。

代数学文字式整数の性質倍数
2025/6/13

1. 問題の内容

カレンダーで四角形で囲んだ4つの数の和が、常に4の倍数になることを文字式を使って説明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、カレンダーにおける四角形で囲まれた4つの数の関係を考えます。
一番小さい数を nn とすると、残りの3つの数は n+1n+1, n+7n+7, n+8n+8 と表せます。
これらの4つの数の和を計算します。
n+(n+1)+(n+7)+(n+8)n + (n+1) + (n+7) + (n+8)
次に、この式を整理します。
n+n+1+n+7+n+8=4n+16n + n + 1 + n + 7 + n + 8 = 4n + 16
最後に、4n+164n + 16 が4の倍数であることを示します。
4n+164n + 164(n+4)4(n+4) と書き換えられます。
n+4n+4 は整数なので、4(n+4)4(n+4) は4の倍数です。

3. 最終的な答え

カレンダーで四角形で囲んだ4つの数のうち、最も小さい数を nn とすると、他の3つの数は n+1n+1, n+7n+7, n+8n+8 と表せる。これらの4つの数の和は n+(n+1)+(n+7)+(n+8)=4n+16n + (n+1) + (n+7) + (n+8) = 4n + 16 となる。これは 4(n+4)4(n+4) と変形でき、n+4n+4 は整数なので、4(n+4)4(n+4) は4の倍数である。したがって、カレンダーで四角形で囲んだ4つの数の和は常に4の倍数になる。

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