2次不等式 $x^2 + kx + (k+3) > 0$ の解がすべての実数となるような $k$ の範囲を求めよ。

代数学二次不等式判別式不等式2次関数
2025/6/11

1. 問題の内容

2次不等式 x2+kx+(k+3)>0x^2 + kx + (k+3) > 0 の解がすべての実数となるような kk の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

2次不等式 x2+kx+(k+3)>0x^2 + kx + (k+3) > 0 の解がすべての実数となるためには、2次関数 y=x2+kx+(k+3)y = x^2 + kx + (k+3) のグラフが常に xx 軸よりも上にある必要があります。つまり、この2次関数の判別式 DDD<0D < 0 である必要があります。
判別式 DD は次のように計算できます。
D=k24(k+3)D = k^2 - 4(k+3)
D<0D < 0 より、
k24(k+3)<0k^2 - 4(k+3) < 0
k24k12<0k^2 - 4k - 12 < 0
(k6)(k+2)<0(k-6)(k+2) < 0
したがって、kk の範囲は 2<k<6-2 < k < 6 となります。

3. 最終的な答え

2<k<6-2 < k < 6

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