18000円分の硬貨があり、硬貨の種類は100円玉と500円玉の2種類である。硬貨の合計枚数は75枚以下であるとき、500円硬貨の枚数として考えられる最小の枚数を求める。

代数学一次方程式不等式整数問題文章問題
2025/6/11

1. 問題の内容

18000円分の硬貨があり、硬貨の種類は100円玉と500円玉の2種類である。硬貨の合計枚数は75枚以下であるとき、500円硬貨の枚数として考えられる最小の枚数を求める。

2. 解き方の手順

500円硬貨の枚数を xx 枚、100円硬貨の枚数を yy 枚とする。
硬貨の合計金額が18000円であることから、以下の式が成り立つ。
500x+100y=18000500x + 100y = 18000
両辺を100で割ると、
5x+y=1805x + y = 180
また、硬貨の合計枚数が75枚以下であることから、以下の式が成り立つ。
x+y75x + y \le 75
yy について解くと、y=1805xy = 180 - 5x となる。
この yy の値を x+y75x + y \le 75 に代入する。
x+(1805x)75x + (180 - 5x) \le 75
4x75180-4x \le 75 - 180
4x105-4x \le -105
4x1054x \ge 105
x1054x \ge \frac{105}{4}
x26.25x \ge 26.25
xx は整数なので、x27x \ge 27 となる。
また、y=1805xy = 180 - 5x より、yy は0以上の整数である必要がある。
1805x0180 - 5x \ge 0
1805x180 \ge 5x
36x36 \ge x
したがって、27x3627 \le x \le 36
500円硬貨の枚数を最小にすることを考える。
x=27x = 27 のとき、y=1805(27)=180135=45y = 180 - 5(27) = 180 - 135 = 45
このとき、x+y=27+45=7275x + y = 27 + 45 = 72 \le 75 であるので、条件を満たす。

3. 最終的な答え

27

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