$A = x + 9$ これにより、式は $A^2 + 6A + 5$ となります。

代数学因数分解二乗の差式の計算
2025/6/12
## 問題の回答
###

1. 問題の内容

画像にある以下の2つの問題を解きます。
* 6.(3) (x+9)2+6(x+9)+5(x+9)^2 + 6(x+9) + 5 を因数分解する。
* 7.(2) 5.52×3.144.52×3.145.5^2 \times 3.14 - 4.5^2 \times 3.14 を工夫して計算する。
###

2. 解き方の手順

#### 6.(3) (x+9)2+6(x+9)+5(x+9)^2 + 6(x+9) + 5 の因数分解

1. $x+9$ を $A$ と置換します。

A=x+9A = x + 9
これにより、式は A2+6A+5A^2 + 6A + 5 となります。

2. $A^2 + 6A + 5$ を因数分解します。

A2+6A+5=(A+1)(A+5)A^2 + 6A + 5 = (A + 1)(A + 5)

3. $A$ を $x+9$ に戻します。

(A+1)(A+5)=(x+9+1)(x+9+5)(A + 1)(A + 5) = (x + 9 + 1)(x + 9 + 5)

4. 式を整理します。

(x+10)(x+14)(x + 10)(x + 14)
#### 7.(2) 5.52×3.144.52×3.145.5^2 \times 3.14 - 4.5^2 \times 3.14 の計算

1. $3.14$ を共通因数として括り出します。

5.52×3.144.52×3.14=3.14×(5.524.52)5.5^2 \times 3.14 - 4.5^2 \times 3.14 = 3.14 \times (5.5^2 - 4.5^2)

2. $5.5^2 - 4.5^2$ を計算します。これは二乗の差の形 $a^2 - b^2 = (a + b)(a - b)$ を利用します。

5.524.52=(5.5+4.5)(5.54.5)5.5^2 - 4.5^2 = (5.5 + 4.5)(5.5 - 4.5)

3. $(5.5 + 4.5)(5.5 - 4.5)$ を計算します。

(5.5+4.5)(5.54.5)=(10)(1)=10(5.5 + 4.5)(5.5 - 4.5) = (10)(1) = 10

4. $3.14 \times 10$ を計算します。

3.14×10=31.43.14 \times 10 = 31.4
###

3. 最終的な答え

* 6.(3) (x+10)(x+14)(x + 10)(x + 14)
* 7.(2) 31.431.4

「代数学」の関連問題

片道 $x$ km の道のりを往復する。行きは時速 6 km、帰りは時速 $y$ km で歩いたとき、往復にかかった時間を求める問題です。

文章問題分数式速度時間距離式変形
2025/6/12

十の位の数が $a$、一の位の数が $b$ である 2 けたの自然数を数式で表す。

数式2桁の自然数代数式
2025/6/12

$k$ を実数とする、$x$ についての2次方程式 $x^2 - kx + 3k - 4 = 0$ を考える。 (1) この2次方程式が虚数解をもつような、$k$ の値の範囲を求めよ。 (2) この2...

二次方程式判別式虚数解解の公式
2025/6/12

$x$ 個のあめを $a$ 人に 1 人 4 個ずつ配ったとき、残ったあめの個数を文字式で表す問題です。

文字式一次式分配法則
2025/6/12

2つの条件 $p$ と $q$ について、命題 $p \Rightarrow q$ の真偽を調べる。 (1) 実数 $x$ に関する条件 $p: x \leq 2$ と $q: x \leq 4$ (...

論理命題集合
2025/6/12

与えられた関数 $f(x)$ に対して、$x$ の特定の値における $f(x)$ の値を計算する問題です。 (1) $f(x) = 2x - 7$, $x = 3$ (2) $f(x) = 3x^2...

関数の計算関数の値
2025/6/12

与えられた関数について、指定された定義域におけるyの値域を求める問題です。具体的には、以下の3つの関数と定義域が与えられています。 (1) $y = 3x + 5$ (1から4まで) (2) $y =...

関数値域一次関数二次関数定義域場合分け
2025/6/12

(2) $x + y > 0$ は、$x > 0$ かつ $y > 0$ であるための〇〇条件かを答える問題。 (3) $(m-1)(n-2) = 0$ は、$m = 1$ または $n = 2$ で...

条件必要条件十分条件論理
2025/6/12

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が与えられたとき、等式 $x(\vec{a} + \vec{b}) + y(\vec{a} - \vec{b}) = 4y\vec{a} + \v...

ベクトル連立方程式一次独立
2025/6/12

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が線形独立であるとき、次の等式が成り立つように $x$ と $y$ の値を定める問題です。 (1) $2x\vec{a} - 5\vec{b} =...

ベクトル線形独立連立方程式ベクトル方程式
2025/6/12