X, Y, Z の平均年齢が 70 歳であるとき、X の年齢を求める問題です。 追加の情報として、 ア: X と Y の平均年齢は 70 歳である。 イ: Y と Z の平均年齢は 60 歳である。 が与えられています。 選択肢 A から E のうち、アとイの情報を使って X の年齢がわかるかどうかを判断します。

代数学連立方程式平均年齢算
2025/6/11

1. 問題の内容

X, Y, Z の平均年齢が 70 歳であるとき、X の年齢を求める問題です。
追加の情報として、
ア: X と Y の平均年齢は 70 歳である。
イ: Y と Z の平均年齢は 60 歳である。
が与えられています。
選択肢 A から E のうち、アとイの情報を使って X の年齢がわかるかどうかを判断します。

2. 解き方の手順

まず、与えられた情報を数式で表現します。
X, Y, Z の年齢をそれぞれ x, y, z とします。
- X, Y, Z の平均年齢が 70 歳であることから、
x+y+z3=70 \frac{x + y + z}{3} = 70
したがって、
x+y+z=210 x + y + z = 210 (1)
- X と Y の平均年齢が 70 歳であることから、
x+y2=70 \frac{x + y}{2} = 70
したがって、
x+y=140 x + y = 140 (2)
- Y と Z の平均年齢が 60 歳であることから、
y+z2=60 \frac{y + z}{2} = 60
したがって、
y+z=120 y + z = 120 (3)
アの情報(式(2))だけでは、x+y=140x+y=140なので、式(1)から 140+z=210140 + z = 210 より、z=70z = 70 がわかります。しかし、xx の値を特定するには、少なくとももう一つの変数(例えばyy)との関係が必要です。アの情報だけでは、xxの値は特定できません。
イの情報(式(3))だけでは、y+z=120y+z=120なので、式(1)から x+120=210x + 120 = 210 より、x=90x = 90 がわかります。
したがって、イだけでxxがわかります。
アとイの両方を使う場合、
式(1)から式(2)を引くと、z=210140=70z = 210 - 140 = 70
式(1)から式(3)を引くと、x=210120=90x = 210 - 120 = 90
式(3)にz=70z=70を代入すると、y+70=120y+70 = 120より、y=50y = 50
この結果は、x+y=90+50=140x+y = 90 + 50 = 140となり、式(2)と矛盾しません。
イだけでxxの値が分かるので、答えはBです。

3. 最終的な答え

B

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