問題(10): 公式を確認します。
∫a2−x2dx=2xa2−x2+2a2sin−1ax+C 与えられた式と少し異なっていますが、本質的には同じです。おそらく定数倍の違いです。与えられた式は定数倍が抜けている可能性があります。正しくは
21xa2−x2+2a2sin−1ax だと思われます。 問題(11): 公式を確認します。
∫x2+Adx=2xx2+A+2Asinh−1Ax+C ∫x2+Adx=2xx2+A+2Aln(x+x2+A)+C 与えられた式と比較すると、xx2+Aの前についている係数が間違っていて、log∣x+x2+A∣ の前についている係数も間違っている。正しくは 21xx2+A+2Alog∣x+x2+A∣ だと思われます。 問題(12): 微分を行います。
y=etan−1x(x−1) dxdy=dxd(etan−1x(x−1)) 積の微分法則より、
dxdy=dxd(etan−1x)(x−1)+etan−1xdxd(x−1) dxd(etan−1x)=etan−1xdxd(tan−1x)=etan−1x1+x21 dxd(x−1)=1 dxdy=etan−1x1+x21(x−1)+etan−1x=etan−1x(1+x2x−1+1)=etan−1x(1+x2x−1+1+x2)=etan−1x(1+x2x2+x)=1+x2x(x+1)etan−1x