関数 $f(x) = \frac{\log x}{x}$ の増減、極値、凹凸、変曲点を調べ、グラフの概形を描く。ここで、$\log$ は自然対数とする。
2025/6/12
1. 問題の内容
関数 の増減、極値、凹凸、変曲点を調べ、グラフの概形を描く。ここで、 は自然対数とする。
2. 解き方の手順
(1) 定義域の確認:
の定義域は である。
(2) 導関数の計算:
を計算する。
(3) 極値の計算:
となる を求める。
の前後で の符号が変わるかを調べる。
のとき、 なので
のとき、 なので
したがって、 で極大値をとる。
極大値は
(4) 二階導関数の計算:
を計算する。
(5) 変曲点の計算:
となる を求める。
の前後で の符号が変わるかを調べる。
のとき、 なので
のとき、 なので
したがって、 で変曲点を持つ。
変曲点の 座標は
(6) グラフの概形:
- のとき、
- のとき、
- で極大値 をとる。
- で変曲点 をもつ。
3. 最終的な答え
- 定義域:
- 極大値: で
- 変曲点: で
増減表とグラフの概形は省略します。上記の情報から概形を把握できます。