初項から第3項までの和が26、初項から第6項までの和が728である等比数列の初項 $a$ と公比 $r$ を求める問題。代数学等比数列数列の和等比数列の和方程式2025/6/121. 問題の内容初項から第3項までの和が26、初項から第6項までの和が728である等比数列の初項 aaa と公比 rrr を求める問題。2. 解き方の手順まず、公比 r=1r=1r=1 の場合を考える。このとき、Sn=naS_n = naSn=na となる。S3=3a=26S_3 = 3a = 26S3=3a=26 より a=263a = \frac{26}{3}a=326S6=6a=728S_6 = 6a = 728S6=6a=728 より a=7286=3643a = \frac{728}{6} = \frac{364}{3}a=6728=3364これらを同時に満たす aaa は存在しないので、r≠1r \neq 1r=1 である。S3=26S_3 = 26S3=26 より a(1−r3)1−r=26\frac{a(1-r^3)}{1-r} = 261−ra(1−r3)=26 ...(1)S6=728S_6 = 728S6=728 より a(1−r6)1−r=728\frac{a(1-r^6)}{1-r} = 7281−ra(1−r6)=728 ...(2)(2)を(1)で割ると、1−r61−r3=72826=28\frac{1-r^6}{1-r^3} = \frac{728}{26} = 281−r31−r6=26728=28(1−r3)(1+r3)1−r3=28\frac{(1-r^3)(1+r^3)}{1-r^3} = 281−r3(1−r3)(1+r3)=281+r3=281+r^3 = 281+r3=28r3=27r^3 = 27r3=27r3−27=0r^3 - 27 = 0r3−27=0rrr は実数なので、r=3r = 3r=3これを(1)に代入すると、a(1−33)1−3=26\frac{a(1-3^3)}{1-3} = 261−3a(1−33)=26a(1−27)−2=26\frac{a(1-27)}{-2} = 26−2a(1−27)=26a(−26)−2=26\frac{a(-26)}{-2} = 26−2a(−26)=2613a=2613a = 2613a=26a=2a = 2a=23. 最終的な答え等比数列の初項は 2, 公比は 3 である。