昨年の小学生の参加者を $x$ 人、中学生の参加者を $y$ 人とする。昨年の参加者の合計は70人であり、今年は小学生が20%減少し、中学生が10%増加した結果、全体で2人減少して68人になった。この情報をもとに、連立方程式を作成する問題です。

代数学連立方程式文章題割合方程式
2025/6/12

1. 問題の内容

昨年の小学生の参加者を xx 人、中学生の参加者を yy 人とする。昨年の参加者の合計は70人であり、今年は小学生が20%減少し、中学生が10%増加した結果、全体で2人減少して68人になった。この情報をもとに、連立方程式を作成する問題です。

2. 解き方の手順

まず、昨年の参加者数に関する方程式を立てます。
x+y=70x + y = 70
次に、今年の参加者数に関する方程式を立てます。
小学生は20%減少したので、今年の小学生の参加者は 0.8x0.8x 人です。
中学生は10%増加したので、今年の小学生の参加者は 1.1y1.1y 人です。
今年の全体の参加者は68人なので、以下の式が成り立ちます。
0.8x+1.1y=680.8x + 1.1y = 68
上記の式に10を掛けて、係数を整数にします。
8x+11y=6808x + 11y = 680
したがって、連立方程式は次のようになります。
x+y=70x + y = 70
8x+11y=6808x + 11y = 680

3. 最終的な答え

{x+y=708x+11y=680\begin{cases} x + y = 70 \\ 8x + 11y = 680 \end{cases}

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