## 問題の内容
円 と直線 の両方に接する円の中心Pの軌跡を求めます。
## 解き方の手順
1. 求める円の中心を P$(x, y)$、半径を $r$ とします。
2. 円 $(x+2)^2 + y^2 = 1$ は、中心 $(-2, 0)$、半径 $1$ の円です。
3. 円Pと円 $(x+2)^2 + y^2 = 1$ が接するので、中心間の距離は半径の和または差に等しくなります。つまり、
4. 円Pが直線 $x=1$ に接するので、中心Pと直線 $x=1$ の距離は半径 $r$ に等しくなります。つまり、
5. 3.と4.の式から $r$ を消去します。
6. 両辺を2乗します。
7. 場合分けをします。
(i) のとき、
または
または
または
より は解なし。
よって、 ,
(ii) のとき、
または
または
または
より , または ,
8. 円の半径 $r$ は常に正である必要があるため、$r = |x-1|$ > 0 を満たす必要があります。これは $x \neq 1$ を意味します。
## 最終的な答え
求める軌跡は、以下の放物線の一部です。
( かつ ) これは を満たします。
()