$\sqrt{5}$ の小数部分を $a$ とするとき、$\frac{a-3}{a+2}$ の値を求める問題です。

代数学平方根有理化式の計算
2025/6/12

1. 問題の内容

5\sqrt{5} の小数部分を aa とするとき、a3a+2\frac{a-3}{a+2} の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、5\sqrt{5} がどの整数の間にあるか考えます。
22=42^2 = 4 であり、32=93^2 = 9 なので、2<5<32 < \sqrt{5} < 3 となります。
したがって、5\sqrt{5} の整数部分は2です。
5\sqrt{5} の小数部分 aa は、5\sqrt{5} から整数部分を引いたものなので、
a=52a = \sqrt{5} - 2
となります。
次に、a3a+2\frac{a-3}{a+2}a=52a = \sqrt{5} - 2 を代入します。
a3a+2=(52)3(52)+2=555\frac{a-3}{a+2} = \frac{(\sqrt{5} - 2) - 3}{(\sqrt{5} - 2) + 2} = \frac{\sqrt{5} - 5}{\sqrt{5}}
分母を有理化するために、分子と分母に 5\sqrt{5} を掛けます。
555=(55)555=5555=5(15)5=15\frac{\sqrt{5} - 5}{\sqrt{5}} = \frac{(\sqrt{5} - 5)\sqrt{5}}{\sqrt{5}\sqrt{5}} = \frac{5 - 5\sqrt{5}}{5} = \frac{5(1 - \sqrt{5})}{5} = 1 - \sqrt{5}

3. 最終的な答え

151 - \sqrt{5}

「代数学」の関連問題

PはQよりも10歳若い。また、Pの年齢はQの年齢の5/7である。このとき、Pの年齢を求める。

方程式連立方程式文章問題
2025/6/14

$a$は定数とする。関数 $f(x) = (x^2+2x+2)^2 - 2a(x^2+2x+2) + a$ の最小値を$n$とする。 (1) $t = x^2 + 2x + 2$とする。$x$がすべて...

二次関数最小値平方完成場合分け
2025/6/14

与えられた連立不等式を解きます。連立不等式は2つあり、それぞれ以下の通りです。 (1) $ \begin{cases} 6x-9 < 2x-1 \\ 3x+7 \leq 4(2x+3) \end{ca...

連立不等式不等式一次不等式
2025/6/14

第3項が1、初項から第8項までの和が-10である等差数列$\{a_n\}$がある。 (1) 数列$\{a_n\}$の初項と公差を求める。 (2) 数列$\{a_n\}$を、第$k$群に$2^{k-1}...

等差数列数列群数列連立方程式
2025/6/14

問題は等差数列 $\{a_n\}$ に関するものです。 (1) 第3項が1、初項から第8項までの和が-10であるとき、初項と公差を求めます。 (2) 数列 $\{a_n\}$ を第k群に $2^{k-...

数列等差数列群数列
2025/6/14

等差数列 $\{a_n\}$ について、第3項が1、初項から第8項までの和が-10である。 (1) $\{a_n\}$ の初項と公差を求める。 (2) $\{a_n\}$ を、第 $k$ 群に $2^...

等差数列数列群数列
2025/6/14

1個120円の菓子Aと1個80円の菓子Bを合わせて30個買う。100円の箱に入れてもらう。菓子代と箱代の合計金額を3000円以下にするとき、菓子Aは最大で何個買えるかを求める。

不等式文章問題一次不等式
2025/6/14

与えられた不等式 $x^2 + 6x + 9 \leqq 0$ を解く。

不等式二次不等式因数分解解の公式
2025/6/14

不等式 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式自然数
2025/6/14

次の不等式を満たす最小の自然数 $n$ を求めよ。 $600 + 25(n - 20) \le 32n$

不等式一次不等式自然数解の範囲
2025/6/14