点A(3, -2), B(4, 1), C(2, -k), D(k, 4) が与えられているとき、直線ABと直線CDが平行となるような実数kの値を求める。

代数学ベクトル平行垂直内積
2025/6/12
## 問題1:平行条件を満たすkの値を求める

1. 問題の内容

点A(3, -2), B(4, 1), C(2, -k), D(k, 4) が与えられているとき、直線ABと直線CDが平行となるような実数kの値を求める。

2. 解き方の手順

ベクトルABとベクトルCDを計算する。
AB=(43,1(2))=(1,3)AB = (4-3, 1-(-2)) = (1, 3)
CD=(k2,4(k))=(k2,4+k)CD = (k-2, 4-(-k)) = (k-2, 4+k)
ABとCDが平行である条件は、CD = tABとなる実数tが存在することである。
つまり、k2=tk-2 = t かつ 4+k=3t4+k = 3t が成り立つ。
第一の式から t=k2t = k-2。これを第二の式に代入すると、4+k=3(k2)4+k = 3(k-2)
4+k=3k64+k = 3k - 6
2k=102k = 10
k=5k = 5

3. 最終的な答え

k = 5
## 問題2:垂直条件の証明

1. 問題の内容

|aa| = √6, |bb| = 2, aabb = -3 のとき、aa + bbaa - 3bb が垂直であることを証明する。

2. 解き方の手順

ベクトルaa + bbaa - 3bb が垂直であるための条件は、内積が0になることである。
(a+b)(a3b)=aa3(ab)+ba3(bb)(a + b) ・ (a - 3b) = a・a - 3(a・b) + b・a - 3(b・b)
=a22(ab)3b2= |a|^2 - 2(a・b) - 3|b|^2
与えられた条件を代入する。
=(6)22(3)3(2)2= (√6)^2 - 2(-3) - 3(2)^2
=6+612=0= 6 + 6 - 12 = 0
したがって、aa + bbaa - 3bb は垂直である。

3. 最終的な答え

(aa + bb) ・ (aa - 3bb) = 0 であるため、aa + bbaa - 3bb は垂直である。
## 問題3:垂直となるkの値を求める

1. 問題の内容

ベクトル aa = (4, -3) と bb = (2k, k+1) が垂直となるような実数kの値を求める。

2. 解き方の手順

ベクトル aabb が垂直である条件は、内積が0になることである。
ab=4(2k)+(3)(k+1)=0a・b = 4(2k) + (-3)(k+1) = 0
8k3k3=08k - 3k - 3 = 0
5k=35k = 3
k=35k = \frac{3}{5}

3. 最終的な答え

k=35k = \frac{3}{5}

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