マクローリン展開は、関数 f(x) を x=0 の周りでテイラー展開したものです。 一般的に、マクローリン展開は次の式で表されます。
f(x)=f(0)+f′(0)x+2!f′′(0)x2+3!f′′′(0)x3+⋯ それぞれの関数について、必要な階数の導関数を求め、x=0 を代入して、マクローリン展開の最初の4項を計算します。
(1) f(x)=2x+31 f(0)=31 f′(x)=−(2x+3)22 f′(0)=−92 f′′(x)=(2x+3)38 f′′(0)=278 f′′′(x)=−(2x+3)448 f′′′(0)=−8148=−2716 したがって、
f(x)=31−92x+2782x2−27166x3+⋯ f(x)=31−92x+274x2−818x3+⋯ (2) g(x)=1+2x1=(1+2x)−21 g′(x)=−21(1+2x)−23⋅2=−(1+2x)−23 g′(0)=−1 g′′(x)=23(1+2x)−25⋅2=3(1+2x)−25 g′′(0)=3 g′′′(x)=−215(1+2x)−27⋅2=−15(1+2x)−27 g′′′(0)=−15 したがって、
g(x)=1−x+23x2−615x3+⋯ g(x)=1−x+23x2−25x3+⋯ (3) h(x)=log(2x+3) h(0)=log(3) h′(x)=2x+32 h′(0)=32 h′′(x)=−(2x+3)24 h′′(0)=−94 h′′′(x)=(2x+3)316 h′′′(0)=2716 したがって、
h(x)=log(3)+32x−942x2+27166x3+⋯ h(x)=log(3)+32x−92x2+818x3+⋯