(1) 面積Sは、x を x=0 から x=2 まで積分することで求められます。 S=∫02xdx S=∫02x21dx S=[32x23]02 S=32(223−023) S=32(22) S=342 (2) 面積Sは、cosx を x=0 から x=0 (2πまで積分することで求められます。x=0という条件に意味はありません。誤植かもしれません。x=2πでしょう) S=∫02πcosxdx S=[sinx]02π S=sin2π−sin0 (3) 面積Sは、log(x−1) を x=1から x=e+1まで積分することで求められます。 S=∫1e+1log(x−1)dx u=x−1とおくと、du=dx。積分範囲はx=1のときu=0、x=e+1のときu=eとなる。 S=∫0elogudu ここで、部分積分を行う。1⋅loguと考えて、f(u)=logu,g′(u)=1とすると、f′(u)=u1,g(u)=uである。 S=[ulogu]0e−∫0eu⋅u1du S=[ulogu]0e−∫0e1du S=[ulogu]0e−[u]0e S=(eloge−0)−(e−0) しかし、log(x-1)はx=1で定義されないので、広義積分を考える必要があります。
S=lima→1+∫ae+1log(x−1)dx u=x−1とおくと、du=dx。積分範囲はx=aのときu=a−1、x=e+1のときu=eとなる。 S=lima→1+∫a−1elogudu S=lima→1+([ulogu]a−1e−[u]a−1e) S=lima→1+((eloge−(a−1)log(a−1))−(e−(a−1))) S=lima→1+(e−(a−1)log(a−1)−e+a−1) S=lima→1+(−(a−1)log(a−1)+a−1) t=a−1とおくと、a→1+のとき、t→0+ S=limt→0+(−tlogt+t) S=limt→0+t(1−logt) (4) 面積Sは、ex を x=0 から x=1 まで積分することで求められます。 S=∫01exdx S=[ex]01 S=e1−e0