学生AからJまでの「学修の基礎3a」の中間・期末テストの合計点データが与えられています。学生Bの得点(90点)の偏差値を求める問題です。偏差値を求める公式は、 $\text{偏差値} = \frac{\text{得点} - \text{平均点}}{\text{標準偏差}} \times 10 + 50$ で与えられています。

確率論・統計学偏差値統計平均標準偏差
2025/6/13

1. 問題の内容

学生AからJまでの「学修の基礎3a」の中間・期末テストの合計点データが与えられています。学生Bの得点(90点)の偏差値を求める問題です。偏差値を求める公式は、
偏差値=得点平均点標準偏差×10+50\text{偏差値} = \frac{\text{得点} - \text{平均点}}{\text{標準偏差}} \times 10 + 50
で与えられています。

2. 解き方の手順

ステップ1: 平均点を計算する。
与えられたデータの合計点を計算し、学生の数(10人)で割ります。
合計点 = 60 + 90 + 50 + 40 + 40 + 100 + 40 + 60 + 70 = 550
平均点 = 55010=55\frac{550}{10} = 55
ステップ2: 標準偏差を計算する。
各データ点と平均点の差の二乗を計算し、それらの合計を計算します。
次に、その合計をデータ点の数で割り、平方根を取ります。
各データ点と平均点の差の二乗は以下の通りです。
(6055)2=25(60-55)^2 = 25
(9055)2=1225(90-55)^2 = 1225
(5055)2=25(50-55)^2 = 25
(4055)2=225(40-55)^2 = 225
(4055)2=225(40-55)^2 = 225
(10055)2=2025(100-55)^2 = 2025
(4055)2=225(40-55)^2 = 225
(6055)2=25(60-55)^2 = 25
(7055)2=225(70-55)^2 = 225
(2055)2=1225(20-55)^2 = 1225
合計 = 25 + 1225 + 25 + 225 + 225 + 2025 + 225 + 25 + 225 + 225 = 4475
分散 = 447510=447.5\frac{4475}{10} = 447.5
標準偏差 = 447.521.154\sqrt{447.5} \approx 21.154
ステップ3: 偏差値を計算する。
学生Bの得点(90点)と、ステップ1で計算した平均点(55点)、ステップ2で計算した標準偏差(21.154点)を用いて、偏差値を計算します。
偏差値=905521.154×10+50\text{偏差値} = \frac{90 - 55}{21.154} \times 10 + 50
偏差値=3521.154×10+50\text{偏差値} = \frac{35}{21.154} \times 10 + 50
偏差値1.654×10+50\text{偏差値} \approx 1.654 \times 10 + 50
偏差値16.54+50\text{偏差値} \approx 16.54 + 50
偏差値66.54\text{偏差値} \approx 66.54

3. 最終的な答え

66.54

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