1つの行に8個ずつ自然数を書き並べたとき、どの縦に並ぶ3つの数についても、最も小さい数と真ん中の数の積と、最も大きい数と真ん中の数の積との平均 $M$ は、真ん中の数の平方になることを証明せよ。ただし、縦に並ぶ3つの数の最も小さい数を $n$ (自然数)とする。
2025/6/14
1. 問題の内容
1つの行に8個ずつ自然数を書き並べたとき、どの縦に並ぶ3つの数についても、最も小さい数と真ん中の数の積と、最も大きい数と真ん中の数の積との平均 は、真ん中の数の平方になることを証明せよ。ただし、縦に並ぶ3つの数の最も小さい数を (自然数)とする。
2. 解き方の手順
縦に並ぶ3つの数を を用いて表すと、, , となる。
真ん中の数は である。
最も小さい数と真ん中の数の積は である。
最も大きい数と真ん中の数の積は である。
これらの積の平均 は次のように表せる。
よって、 は真ん中の数の平方 となる。
3. 最終的な答え
最も小さい数と真ん中の数の積と、最も大きい数と真ん中の数の積との平均は、真ん中の数の平方となる。