中心が原点 O、半径が r の円 $x^2 + y^2 = r^2$ 上の点を P($x_1, y_1$) とする。ただし、点 P は第 2 象限にある。 (1) 円 O の点 P における接線の傾きを $x_1, y_1$ を用いて表せ。 (2) 円 O の点 P における接線の方程式を求めよ。
2025/6/14
1. 問題の内容
中心が原点 O、半径が r の円 上の点を P() とする。ただし、点 P は第 2 象限にある。
(1) 円 O の点 P における接線の傾きを を用いて表せ。
(2) 円 O の点 P における接線の方程式を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 円 上の点 P() における接線の方程式は、接線の公式より、
と表せる。
この式を y について解くと、
この直線の傾きは となる。
点 P は第 2 象限にあるので、 である。
(2) (1) で求めた傾き と点 P() を用いて、接線の方程式を求める。
点 P() は円 上の点なので、 である。
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)