ある商店で、AとBの品物を売ったところ、売上高の合計に関する情報が2つ与えられています。AとBそれぞれの原価を求める問題です。

代数学連立方程式文章問題一次方程式売上高
2025/6/14

1. 問題の内容

ある商店で、AとBの品物を売ったところ、売上高の合計に関する情報が2つ与えられています。AとBそれぞれの原価を求める問題です。

2. 解き方の手順

Aの原価を xx 円、Bの原価を yy 円とします。
1つ目の条件より、Aを原価より3割高く、Bを100円安く売ったところ、売上高の合計は950円なので、次の式が成り立ちます。
1.3x+(y100)=9501.3x + (y - 100) = 950
2つ目の条件より、Aを100円安く、Bを原価より1割高く売ったところ、売上高の合計は840円なので、次の式が成り立ちます。
(x100)+1.1y=840(x - 100) + 1.1y = 840
上記の2つの式を整理します。

1. 3x + y = 1050$

2. x + 1.1y = 940$

1の式を10倍し、2の式を13倍します。

1. 3x * 10 + y * 10 = 1050 * 10$

2. x * 13 + 1.1y * 13 = 940 * 13$

1. 13x + 10y = 10500$

2. 13x + 14.3y = 12220$

上記の2つの式を使い、連立方程式を解きます。2から1を引くと、
4.3y=17204.3y = 1720
y=400y = 400
y=400を1の式に代入すると、
1.3x+400=10501.3x + 400 = 1050
1.3x=6501.3x = 650
x=500x = 500

3. 最終的な答え

Aの原価:500円
Bの原価:400円

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