問題8:$\theta$の動径が第4象限にあり、$sin\theta = -\frac{1}{3}$のとき、$cos\theta$、$tan\theta$の値を求めよ。 問題9:$\theta$の動径が第3象限にあり、$tan\theta = 2$のとき、$sin\theta$、$cos\theta$の値を求めよ。

幾何学三角関数三角比象限cosθsinθtanθ
2025/6/14
はい、承知いたしました。問題8と9を解きます。

1. 問題の内容

問題8:θ\thetaの動径が第4象限にあり、sinθ=13sin\theta = -\frac{1}{3}のとき、cosθcos\thetatanθtan\thetaの値を求めよ。
問題9:θ\thetaの動径が第3象限にあり、tanθ=2tan\theta = 2のとき、sinθsin\thetacosθcos\thetaの値を求めよ。

2. 解き方の手順

問題8:
まず、sin2θ+cos2θ=1sin^2\theta + cos^2\theta = 1という三角関数の基本公式を使います。
sinθ=13sin\theta = -\frac{1}{3}を代入すると、
(13)2+cos2θ=1(-\frac{1}{3})^2 + cos^2\theta = 1
19+cos2θ=1\frac{1}{9} + cos^2\theta = 1
cos2θ=119=89cos^2\theta = 1 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
cosθ=±89=±223cos\theta = \pm\sqrt{\frac{8}{9}} = \pm\frac{2\sqrt{2}}{3}
θ\thetaは第4象限にあるので、cosθcos\thetaは正の値をとります。したがって、
cosθ=223cos\theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}
次に、tanθ=sinθcosθtan\theta = \frac{sin\theta}{cos\theta}を使って、tanθtan\thetaを求めます。
tanθ=13223=122=24tan\theta = \frac{-\frac{1}{3}}{\frac{2\sqrt{2}}{3}} = -\frac{1}{2\sqrt{2}} = -\frac{\sqrt{2}}{4}
問題9:
tanθ=2tan\theta = 2なので、sinθ=2cosθsin\theta = 2cos\theta
これをsin2θ+cos2θ=1sin^2\theta + cos^2\theta = 1に代入すると、
(2cosθ)2+cos2θ=1(2cos\theta)^2 + cos^2\theta = 1
4cos2θ+cos2θ=14cos^2\theta + cos^2\theta = 1
5cos2θ=15cos^2\theta = 1
cos2θ=15cos^2\theta = \frac{1}{5}
cosθ=±15=±55cos\theta = \pm\sqrt{\frac{1}{5}} = \pm\frac{\sqrt{5}}{5}
θ\thetaは第3象限にあるので、cosθcos\thetaは負の値をとります。したがって、
cosθ=55cos\theta = -\frac{\sqrt{5}}{5}
sinθ=2cosθsin\theta = 2cos\thetaより、
sinθ=2(55)=255sin\theta = 2(-\frac{\sqrt{5}}{5}) = -\frac{2\sqrt{5}}{5}

3. 最終的な答え

問題8:
cosθ=223cos\theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=24tan\theta = -\frac{\sqrt{2}}{4}
問題9:
sinθ=255sin\theta = -\frac{2\sqrt{5}}{5}
cosθ=55cos\theta = -\frac{\sqrt{5}}{5}

「幾何学」の関連問題

座標空間内の3点A(2, 4, 0), B(1, 1, 1), C(a, b, c)が一直線上にある。さらに、点Cがzx平面上にあるとき、aとcの値を求める。

ベクトル空間ベクトル直線座標空間
2025/6/18

円周上に異なる7点A, B, C, D, E, F, Gがある。これらの点を頂点とする四角形は全部で何個あるか。

組み合わせ図形四角形
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{BC} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを、選択肢の中から選ぶ問題です。

ベクトルベクトルの加法平面ベクトル
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{AB} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを選択肢の中から選びます。

ベクトルベクトルの和ベクトルの差図形
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{CB} - \overrightarrow{CD}$ と常に等しいベクトルを選択肢の中から選び出す問題です。

ベクトルベクトルの差幾何ベクトル
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{AB} + \overrightarrow{DA}$ と常に等しいベクトルを選択する問題です。

ベクトルベクトルの加法幾何学
2025/6/18

平面上に任意の4点A, B, C, Dがあるとき、$\vec{CD} + \vec{DA}$ と等しいベクトルを選びなさい。

ベクトルベクトルの加法図形
2025/6/18

与えられた図において、ベクトル $\vec{a} - \vec{b}$ と同じベクトルを選択する問題です。

ベクトルベクトルの減算図形
2025/6/18

問題は、与えられたベクトル$\overrightarrow{-b}$ と同じベクトルを、図の中から選ぶ問題です。

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの向き
2025/6/18

与えられた図において、ベクトル $\vec{b}$ と同じベクトルを選ぶ問題です。

ベクトルベクトルの演算図形
2025/6/18